涼を求めて、真夏の軽井沢「白糸の滝」へ

今年も厳しい暑さが続いていますね。

高原の町 軽井沢でも、真夏の太陽が容赦なく降り注ぎ、涼を求める日々が続いていましたが、最近では少しずつ秋の気配も感じられるようになりました。

暑さが続くと、やっぱり涼しい場所に行きたくなりますよね。

そんな時、ふと足を運びたくなるのが「白糸の滝」です。滝から吹く涼しい風と清らかな水音が、暑さをスーッと吹き飛ばしてくれます。先日、私もそんな涼しさが恋しくて白糸の滝へ行ってきました。

今回は、その魅力を皆さんにお届けします。途中で立ち寄った茶店での美味しいひと時も、ぜひ一緒に楽しんでくださいね。

撮影日:2024.8.8

夏の暑さを忘れる癒しの時間 軽井沢「白糸の滝」

旧軽井沢から、森の中のドライブへ

白糸の滝へ向かう道は、ドライブそのものが楽しめるのも魅力です。

旧軽井沢から三笠通りを進んでいくと、だんだんと緑が深まっていくのが感じられて、ワクワクするんですよね。

道路脇に見えてくるお土産屋さんが滝への入り口の目印。さあ、滝へと向かいましょう!

観光有料道路「白糸ハイランドウェイ」を通ります

美しい緑の車窓を楽しみながら20分ほどのドライブ♪

駐車場は滝の入り口の反対側まで広がっています

心地よい水音と一緒に滝までお散歩

滝へ続く遊歩道は、脇を流れる清らかな水が涼しげな空気を運んでくれます。ヒンヤリとした風が肌に心地よく、自然と歩く足取りも軽くなりますね。

滝まではわずか5分ほどですが、この道の心地よさに誘われて、ついゆっくりと歩きたくなります。

清らかな渓流の風景が続きます

二段の滝がお出迎え、こちらも爽快です

砂利のひかれた歩きやすい道を、150mほどで滝に到着

透き通る水が魅せる癒しの風景

高さ3m・幅70mにわたり、絹糸ように繊細に流れ落ちる白糸の滝は、まるで美しい水のカーテン。その美しい姿は、浅間山の地下から長い年月をかけて岩肌を通り抜けてきた水が形を成したものです。

降り注いだ雨が滝として姿を現すまでには、なんと約6年もかかるのだそう。この長い旅を経て、今私たちの目の前に現れる水を眺めると、ほんのりロマンティックな気持ちになりますね。

特に真夏のこの時期は、爽やかな空気と豊かな緑が一層その美しさを引き立て、心からリフレッシュできるんです。

ハイシーズということもあり、多くの人で賑わっていました(撮影日2024.8/8)
この水の透明感、伝わりますか?

この美しい湧水は、中軽井沢の星野エリアを流れる湯川へと変わっていきます。

白糸の滝の茶店で、ほっとする美味しいひと休み

懐かしい雰囲気の茶店で軽食タイム

白糸の滝の入り口には、どこか懐かしい雰囲気の土産物店や茶店が並んでいます。

この茶店では、手軽に楽しめる軽食がたくさん揃っており、つい目移りしてしまうほど。レトロな外観に思わず油断してしまいがちですが、その美味しさにはぜひ驚いてくださいね。

今回いただいた3品はどれも絶品で、特におすすめです。そのほかにも、信州らしいホットスナックや、地元の新鮮な野菜や果物が楽しめますよ。

炭火でじっくり焼き上げたヤマメの塩焼き

白糸の滝に来たら、ぜひ味わってほしいのが「ヤマメの塩焼き」。私のイチオシです。

前回の訪問では「イワナ」の塩焼きが提供されていましたが、時折メニューが変わるようなので、どちらに出会えるかはその時のお楽しみという感じです。


炭火でじっくりと焼き上げられたヤマメは、クセがなくふわっと柔らかい食感が魅力です。

淡白ながらも、じんわりと広がる旨みが口いっぱいに広がり、思わず笑みがこぼれます。滝を楽しんだ後にこのアツアツのヤマメを頬張ると、旅気分が一気に盛り上がりますよ。

柔らかいので、頭から尻尾までペロリといただけちゃいます

懐かしさを感じる、温かい五平餅

五平餅」は、もちもちのご飯に甘辛い味噌だれをたっぷり塗って焼き上げた、中部地方の伝統的なおやつ。旅先で見かけると、ついつい食べたくなる懐かしさが詰まっています。

香ばしい風味とほくほくしたご飯の食感が、心をじんわりと温めてくれます。

あたたかくてモチモチした食感で、ほどよく小腹を満たしてくれるのも嬉しいですね。

粗めにつぶされたご飯と、甘さ控えめで重すぎないタレが絶妙です

種類が豊富で迷ってしまいます

信州と言えば!の「おやき」です

「わさび豚まん」食べてみたいな

優しい味わいの「鹿まん」。「しか」の文字が可愛い

信州りんごの絶品ソフトクリーム

そして最後に、信州りんごの風味を感じられるソフトクリームをどうぞ。

高原バニラ信州りんごのミックス」は、クリーミーでありながらも爽やか。甘酸っぱいりんごの風味とまろやかなバニラが絶妙に絡み合い、後味もすっきりです。

りんごの風味は想像以上に濃厚で、まるでりんごのスイーツを楽しんでいるかのような満足感がありました。

ソフトクリームは高原バニラ、信州りんご、そしてバニラとりんごのミックスの三種類。信州ならではの味を堪能できますよ。

皆さんも、ぜひお試しあれ!

旬の味覚もいかがでしょう

夏にぴったりな旬の野菜を使った軽食や、お土産用の果物も並んでいます。

特に桃の売り場では、完熟した桃の甘い香りが周囲に広がり、思わず手に取ってしまいたくなるほどでした。

高原のトウモロコシは最高です

暑い日にピッタリ

なかなかの高級品、とっても美味しそう

お土産にしたい山梨の桃や信州のブドウがいっぱい

お腹に余裕があれば、焼きもろこしも試してみたかったなぁ

幻想的な夜を彩る「白糸の滝ライトアップ2024

白糸の滝では、夏休みやクリスマス、新年、バレンタインの時期に「ライトアップイベント」が開催されます。

昼間とは異なる滝の姿が楽しめる、人気の高いイベントです。

特に真夏のライトアップは、涼やかな光が滝と共鳴し、静かに流れる水音が夏の夜をさらに神秘的に演出します。

今年は残すところ、8月23日(金)から25日(日)までの開催予定です。チャンスがあれば、ぜひ光と滝のアートを体験してみてください。

冬のライトアップもおすすめです。雪に包まれた滝がロマンチックな光に照らされ、とても素敵ですよ。

開催日程は毎年異なるので、公式サイトで確認してみてくださいね。

基本情報

アクセスMap
<車>上信越道碓氷軽井沢ICより白糸ハイランドウェイ経由 約50分
<バス>JR軽井沢駅から草軽交通バス/草津温泉・北軽井沢行き 約20分白糸の滝停留所から徒歩で3分ほど
*入場無料は無料 白糸ハイランドウエイの通行料が必要です
駐車場あり/200台
HPhttps://karuizawa-shw.com(白糸ハイランドウエイ)

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。

今回の記事が、少しでも夏の涼をお届けできたなら嬉しいです。これからも、軽井沢の素敵な場所をお伝えしていきますので、ぜひまたお立ち寄りくださいね。


ここまで読んでくださったあなたに感謝を込めて… よい一日を。

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