4月も中旬。軽井沢にも、ようやく春がやってきました。
ついこの間まで冬だったような気もする一方で、「やっとここにも、春のさざなみが届いたね!」というような喜びを感じています。
この数日、あちこちへ出かけてみて、「やっぱり軽井沢は春がゆっくりだなぁ」としみじみ感じていました。
東京はもう新緑の季節ですし、近くの群馬や佐久・小諸もすっかり春爛漫です。
それなのに、自分の町に戻ってくると、まだまだ静かな風景のまま。
なんだか、季節にほんの少しだけ置いていかれたような、 時代遅れな場所に一人取り残されたような…
そんな、ちょっとだけ寂しい気持ちになることもありました。
ですがここ数日で、町の景色が駆け足のように変わってきています。
春に向かって下草が芽吹いて、若い緑が増えてくると、今度は「花のターン」。

桜の花も、ぽつりぽつりと咲きはじめました。
まだ咲きはじめですが、桜の木を見つけるたびに、どれくらい先進んだのかを確かめたいと、つい足を止めてしまいます。

心の中は「いよいよだぞ!」って、大はしゃぎです🌸


毎年思うのですが、高原の春というのは、時が満ちるといっぺんにやってきます。
梅、こぶし、レンギョウ、スミレにタンポポ、、、そして桜。
あちらこちらで、いろいろな花が一斉に咲きはじめて、町がふわっと明るくなっていく。
いつの間にか町全体が「花園」になっていくかのようです。

そして、木の枝から顔を出す、葉っぱの赤ちゃん。
この愛らしい芽吹きを見つけると、枯れたように見えていた枝から、こんなに瑞々しい命が生まれていることに、胸がきゅんとします。
透明感のある色合いも姿形も、それぞれに個性があって、とっても愛らしいんですよね。


足元にはタンポポが咲き、土筆も顔を出していました。
ぎゅっと溜まっていたエネルギーがいっぺんに溢れ出し、ブワッと吹き出すような、そんな力強さも感じる春です。

毎年楽しみにしている「軽井沢町塵芥処理場」も春の色に染まりはじめました。
全体的には、まだ一分咲きかな?といったところでしたが、一本だけ早咲きのしだれ桜が見事に咲いてくれていました。

桜はこれからが見頃。
あと一週間ほどすると、満開の桜を愛でることができそうです。
朝晩の気温が低いこともあり、軽井沢の桜は満開になっても、長く咲き続けてくれます。
桜以外にも、野に咲く百花繚乱の花たちや輝く新緑も、ゆっくりと味わえるのがこの土地のいいところ。
これからぐんぐんと「加速していく春」を見つけに、毎日お散歩に出かけるのが楽しみでなりません。
📅 撮影日:2026.04.11・12・14

