軽井沢 発地を歩こう!ご褒美は「軽井沢高原いちごスムージー」

5月も終盤、今日もいい天気。

季節はいつの間にか春から初夏の匂いに変っています。

ここからは、新緑の第二章。

まだ柔らかい黄緑色の新葉と、先んじて色を濃くしていく葉っぱとの濃淡は、まるで織物のようです。

奥行きのある緑の風景がただただ美しくって、自然と心が休まるんですよね。

この日は昼食を済ませた後、夫の運転で「軽井沢発地市庭」へお買い物に。

「近くに藤の花が綺麗なお寺があるから観に行かない?」と私が聞くと。

私と同じく、お花好きな夫。
「じゃあ、気持ちが良いから歩いていこう!」と思いがけない提案をしてくれます。

そこで私は良いことを思い付きました。

「ならば、もう少し足を伸ばして“いちごスムージ”を飲みに行こう!」

15分程歩けば、真夏でもいちご狩りが楽しめる「軽井沢ガーデンファームいちご園」さんがあります。(“軽井沢ガーデンファーム”)

いちご狩りをしなくても、立ち寄りでスムージーやソフトクリームなどをいただくことができるんです。

「ちょっと陽射しも強くて暑いから、ピッタリじゃない?」と、夫もノリノリのご様子。

そんな調子で急遽、お散歩をすることになりました。

軽井沢の中でもここ発地エリアは、のどかな田園風景が広がり、とても癒される場所。

リラックスした良い時間が過ごせそうです。

帰ったらお仕事が待ってるんだけど、大丈夫かな?

でもまあ、身体を動かすのも気分転換も必要だしね!

軽井沢発地市場から、お散歩スタート!

軽井沢発地市庭」は軽井沢の農産物直売施設。軽井沢とその近郊の新鮮野菜や果物などが並びます。

他にも地元の特産品や加工品、弁当・お惣菜なども販売されていて、道の駅のようで、デパ地下のセレクトショップのようでもあるところ。

地元の美味しいものが手に入る、生活必需の施設です。

この日はこちらの駐車場から、お散歩スタート。

「軽井沢発地市庭」前の道を左(東)へ、まっすぐに進みます。

車で走っていても気持ちいいんですよ〜

車道のすぐ横ではキャベツがスクスクと成長中。

丁字路の横断歩道を渡って、真っ直ぐ真っ直ぐ。

左折をすると風越公園、タリアセン、18号バイパスへ。

歩くこと10分。「密蔵院」の藤棚が見えてきました。

見頃を迎えた藤の花、「密蔵院」の藤棚にうっとり

軽井沢の藤の花の名所「密蔵院」さん。

江戸時代から続く真言宗のお寺です。

こちらの藤は50年ほど前に佐久市の藤の名所「円満寺」さんから移植されたものだそう。

標高900mの軽井沢では、これからが藤の花の季節。

今年は少し早めのようですが、5月下旬から咲き始め6月上旬に見頃を迎えます。

藤棚へ近づくと花の香りが流れてきました。風に揺られる花たちの姿はとっても優雅。

まだ見頃を迎えたばかりの若々しい美しさを放っています。

密蔵院の情報

アクセス 長野県北佐久郡軽井沢町発地2213 Map
駐車場あり

藤の下にはベンチが置いてありました。

優しいなぁ〜

なぜだか懐かしい、心が和む田園風景

密蔵院さんを出て更に左方向(東)へ。

少し歩くと「ほたるの里」の大きな看板と「いちご狩り」の案内がある丁字路に。

こちらを右折。

右折した道の先は、ヘイケボタルやゲンジボタルが舞う「軽井沢発地 ホタルの里」。

この日の目的地「軽井沢ガーデンファーム」さんも「軽井沢発地 ホタルの里」の一角にあります。

蛍のシーズンは6月中旬から下旬くらいまで。

車の乗り入れは禁止。

「軽井沢発地 ホタルの里」看板奥の駐車スペースから歩いて鑑賞しに行きます。

丸太風にデザインされた「発地大橋」を渡ると、一面の田園風景が広がります。

ちょうど田植え時期のようですね。

水を湛えた水田の風景が壮観です!

洋風でリゾート感あふれる軽井沢にも「こういう場所があるんだなぁ」って、移住してすぐの頃に思いました。

エリアによって色々な顔を楽しめるのが、軽井沢の面白いところです。

私は畑が多く、地形的に田んぼの無い山地で育ったので、懐かしく思うような経験は無いはず。

けれど、発地エリアに広がる里の風景は、どこか日本人の心に残る原風景なのでしょうね。なぜだか、とても安らいだ気持ちなるんですよね。

いっぽう夫は、母方の故郷が大田園地帯の真ん中にあったのだそう。

幼少期に遊んだ楽しい思い出が蘇るそうで、田んぼのある風景が大好きな人。

そんな二人で田んぼの間の農道をあちこち、ブラブラと歩いてまわります。

これまでの経験は違っても同じように良い気持ちにさせる風景が、ここにあります。

発地エリアは浅間山のビュースポット。

浅間山の全景がパノラマで見えるのが素晴らしい!

でも霞んでしまっていました、残念…。

元の道に戻り、再び直進。

ホタルはこの辺り一体の農業用水路や水田で見ることができます。

写真は2021年に撮影したもの。

うまく撮れていませんが、イメージだけでも…

やがて右手には「いちご農園」の看板が。

大きなビニールハウスが連なる「軽井沢ガーデンファーム」さんに到着しました!

本日のスイーツ、いただきます!!

こちらの「軽井沢ガーデンファーム」さん。

清らかな空気と水に恵まれた環境と高原の強い光線を利用して、良質で美味しいいちご栽培・生産されています。

特に、夏でも涼しい高原気候を生かした「夏秋いちご」を収穫できるのが、スゴイところ。

一年を通して、採れたていちごの購入や、いちご狩りが楽しめるファームなんです。

真夏に採れたてのいちごがいただけるなんて、特別感がありますよね。

手前が物販と飲食サービスの受付、奥のハウスがいちご園になっています。

直売ならではの、お得ないちごも。

ジャムやシロップなども美味しそう。

いくつかの商品は「軽井沢発地市庭」でも購入できますが、より新鮮でたくさんの種類の商品が並んでいますね。

お目当てのドリンクメニュー。

夫は「紅いちごスムージー」私は「白いちごスムージー」を注文しました♪

ハウスの中をちょこっと見学

ブログの為にスムージの写真撮影と掲載許諾をお願いしたところ、ハウスの中を見せていただけることになりました。

春・夏休みやGWは満席になるほど人気の「ガーデンファーム」さん。

見ているだけで、いちご狩りがしたくなってきました。

花も実も可愛いな〜


いちご狩りの詳細と予約は下記URLから。

紅白のスムージーで乾杯!

いよいよ、ご褒美タイム〜♪

お互い少ーしシェアをしながらいただきます!!

右 <紅いちごスムージー:500円>

使用品種は「よつぼし」

いちご本来の甘味と酸味がしっかり味わえる。自然な甘味が心地いい、口の中がいちご天国!

左 <白いちごスムージー:500円>

使用品種は「真珠姫」

爽やかな甘さとまろやかな味わい。軽やかないちごの香りが後から鼻に抜けていく。

ミルクやヨーグルトなども使っていないのに、クリーミーさまで感じられてスイーツをいただいているみたい。

紅と白をブレンドした「桃色いちごスムージ」も気になったのですが、2個からの注文なのだそう。

今回は味比べがしたかったので、またのお楽しみにしたいと思います。

皆さんなら何を選びますか?

大空の下に置かれたベンチに座り、開放的な気分です。

美しい景色と美味しいスイーツで心も身体も満足感でいっぱい。

さてと、おウチに帰りましょう!

軽井沢ガーデンファーム いちご園の情報

アクセス長野県北佐久郡軽井沢町発地2062-1 Map
交通<車>上信越道碓氷軽井沢ICより 約20分
駐車場あり
HPhttps://www.gardenfarm.jp/index.html

お散歩のお土産、いただきます!!

「軽井沢発地市庭」までの帰り道でちょっと寄り道。

「中沢工房・ヤギさんの家」さんのシフォンケーキ。

久しぶりにお持ち帰りしちゃいました!

このシフォンケーキ、なんとヤギの乳=ヤギミルクを使っているんです。

お店の傍にはヤギさんの小屋も。

この日は、お乳を出してくれるお母さんヤギと三匹の子ヤギが寛いでいました。

<ヤギミルクのシフォンケーキ プレーン 半サイズ:800円>

きっとヤギミルクは牛乳よりもさっぱりしているのでしょうね。

クセ等も全然無く、とても軽やかです。

このシンプルな原材料を見れば美味しいこと間違い無し!

とにかく、ふわふわ!コシもある。

控えめな甘さとほんのりミルクが香ります。

やっぱり好きだな〜

パクパクといくらでも食べてしまいます。

以上、おウチでも至福な「発地さんぽ」でした。

中沢工房・ヤギさん家の情報

アクセス 長野県北佐久郡軽井沢町発地2543-1 Map
交通<車>上信越道碓氷軽井沢ICより 約20分
駐車場あり

ここまで読んでくださったあなたに感謝を込めて… よい一日を。

次回の投稿は 6月10日の予定