2023年スタート!軽井沢で初詣

軽井沢で過ごす2回目のお正月。

今年は少し落ち着いた心持ちで新年を迎えることできました。

初めて信州で過ごすお正月に、どんな様子なのかとドキドキ・ソワソワしていた一年前。

年末年始の町の様子も真冬の寒冷度合いも分かってきたからかしら。

煌びやかではないけれど、質実剛健な趣ある「軽井沢のお正月」の雰囲気をお伝えできたら嬉しいです。

年越しは“手打ち”蕎麦で

大晦日の夜、大急ぎで年末の大掃除の仕上げを終わらせて小さな宴を始めます。2022年を振り返りながら飲んだり食べたり…。

そしてお待ちかね。
我が家の年越し蕎麦は「軽井沢発地そば」使用の「手打ちそば」です!

「軽井沢発地そば」とは軽井沢産の蕎麦を「発地市庭」で石挽き製粉したもの。

そんな特別な蕎麦粉を、信州そばの名店「軽井沢追分そば匠 きこり」の職人さんが手打ちしてくれているんです。

ストレートのおつゆも付いています。パッケージも可愛いな。

軽井沢発地市庭で予約販売しているお品です。去年お試ししたら美味しかったのでリピート購入してみました。今年は温そばで味わいます(天ぷらを後のせ♪)。

地元の蕎麦粉をつかった手打ち蕎麦を家で味わえるなんて、とても贅沢ですよね。

乾杯用のビールもスタンバイ。「ヤッホーブルーイング」の「福ビール2023」!

何だかいいことありそう〜


お取り寄せもできますよ〜

「軽井沢追分そば匠 きこり」の手打ちお蕎麦(“軽井沢発地そば”ではありません)は、通年で購入できるようです。

諏訪神社へ初詣

初詣は「年を越してから」というのが、最近の我が家の恒例です。

年が明けるとまずはビールで乾杯。「今年もよろしくお願いします、良い年になるように頑張りましょう!」と言葉を交わし、少しのんびり。暖かい服を身に纏ったら、いざ初詣。氷点下の夜の町へ。

まずは地元の神様、旧軽井沢の「諏訪神社」にご挨拶。新年の多幸を祈ります。

「軽井沢 諏訪神社」は旧軽井沢、新軽井沢の集落の氏神さまとして古来より崇敬されている歴史ある神社です。

新鮮な夜の空気を吸いながら、ゆっくり歩くこと20分ほど。午前1時過ぎに到着。

すると、お参りの列はなくシーンとした雰囲気。なんだか様子が去年と違う…。

もう氏子の方々が片付けをしている。お守りや破魔矢の販売も終わってしまっていて、焚き火も消されていて何だか寂しい…。

ちょっと心配になりつつも、元旦参りのお札をいただくこともおみくじも引くことができました。
結果は大吉‼︎ やったね!

しっかりと参拝ができ、晴れやかな気持ちで帰路につくのでした。

2022年の境内のようす

2023年は時間が合わず撮れなかった元旦の境内のようすを、2022年の写真でご紹介。

お参りしたのは午前0時50分頃。
新雪が積もりキーンと冷えた空気の中、神社の灯が賑々しく夜を照らしていました。

慎み深く趣のある信州のお正月。
移住一年目、初めての経験でとても印象に残っています。

家を出る直前まで降っていた粉雪が狛犬くんたちに雪化粧。とても凛々しく力強いお姿、いい雰囲気だな〜。

一夜明けた2023年元旦のようす

元旦の午後1時過ぎ、神社の前を伺ってみると参拝の長い列ができていて驚きました。

観光で来られた方もいらっしゃるのかしら?

三年ぶりの行動制限のない年末年始。活気と華やぎが戻ってきているようですね。

諏訪神社へのアクセス

  • 軽井沢駅から→徒歩24分・車5分 
  • 旧軽井沢バス亭から→徒歩6分ほど
  • 駐車場:なし(近隣の有料駐車場を利用)

社業(敷地内)に鎮座する七本の「御神木」が見事です。
生命のパワーと長い歴史を感じますよ。

山を登って初詣

元旦の朝、外は気持ちの良い晴天となりました。

気温が上がり暖かくなってきた午後1時頃、今度は長野県と群馬県の県境に建つ「熊野皇大神社」を目指してお出かけです。

鎮守の神様「諏訪神社」と同じく地元のパワースポット「熊野皇大神社」にも年始にお参りをすると、幸福感で満たされてる気持ちがいっぱいになります。

新しい年へ良いスタートが切れる気がするのですよね。これからも恒例にしていきたいな。

碓氷峠の山の上にある「熊野皇大神社」は我が家からは車で10分ほど。神社まではハイキングにちょうど良い遊歩道が整備されているので、あえて歩いてのお参りです。

初詣の時期は碓氷峠山頂付近の駐車場も道路も混み合うので、日頃の運動不足解消も兼ねて歩くことにしています。

山歩き自体も楽しいですし、何故だかご利益も増すような気がするのですよね。

旧碓氷峠遊歩道を登っていこう!

旧軽井沢銀座を通り抜け、二手橋を過ぎると右手に遊歩道の入り口が見えてきます。

ここから1時間ちょっとの山歩きスタートです。

まずは「熊野皇大神社」の手前にある展望スポット「見晴台」を目指してます。

スタートしてしばらくは車も通行可能な整備された道を歩きます。

見晴台までは3.5km、案内板があるので安心です。

いくつかの別荘を横目で見ながら、吊り橋を渡ると本格的な山歩きの始まりです。

緩やかな山道を登っていくと、だんだんと雪道になってきました。

一週間ほど前に降った雪がサラサラした状態で残っていました。

スノーブーツを履いてきてたけど、雪の量は少ないのでトレッキングシューズでも良かったかも。

この辺りの地面は軽石になっているので、ズズッと滑りやすいのです。
足元に注意しながら登ります。

ゴールまであと少し、空を近くに感じます。

旧碓氷峠遊歩道のゴール地点に到着!

正面に見えるのは見晴台のWC。右方向へ石畳を登って行くと見晴台に出ます。

見晴台の絶景を仰ぐ

長野県と群馬県の県境に位置する展望公園「旧碓氷峠 見晴台」。

標高1200m。浅間山、妙義連峰、晴天時には南アルプス、八ヶ岳などが一望できます。

とはいえ山の天気の気まぐれで、なかなか遠くまで見えない日が多いんです。

でも2023年の元旦は気持ちの良い青空が広がる素晴らしい冬晴れ!
大パノラマが私たちを迎えてくれました。

▲ パノラマ感を動画でどうぞ

浅間山もバッチリ!! 美しい〜。

冬はよく晴れ、空気も清んでいるので展望に最適な季節です。

旧碓氷峠 見晴台へのアクセス

  • 軽井沢駅から→車11分
  • 旧軽井沢ロータリーから→車5分、徒歩45分
  • 遊歩道入口から見晴台まで→徒歩75分、距離3km
  • 駐車場:5台

熊野皇大神社へ初詣

美しい浅間山を堪能した後は、心静かに「熊野皇大神社」へ初詣に向かいます。

「熊野皇大神社」は日本三大熊野の一つ。由緒も歴史も深い神社であり、碓氷峠の頂上に鎮座しています。

社殿は群馬県安中市と長野県軽井沢町にまたがっていて、本宮の中央が県境となっっている特別神社。地元の方にも厚く信仰され観光客も沢山訪れる、人気のパワースポットです。

一年の幸福を心を込めてお祈りしました。

初詣客で混み合っていたので、写真を撮るのがちょっと難しい状況でした。空いている瞬間に撮影しています。

参拝者が多く、人気スポットにもなっているにも関わらず、装飾がケバケバしく無いのが軽井沢&上州らしくて良いんですよね。

鳥居の下も社殿までの長い階段も随心門も、真ん中で長野県と群馬県に分かれています。

長野県側からの参拝者が多いからか、長野県側に列ができていました。

右が群馬県側の「熊野神社」、左が長野県側の「熊野皇大神社」。お賽銭箱もそれぞれにあります。

社務所も左右にそれぞれに。

我が家は長野県側の「熊野皇大神社」でお札と破魔矢を授けていただきました。

御神木の「しなの木」にもご挨拶。

この御神木の周りをひと回りすると願いが叶うそう。しっかりと回ってきましたよ。

群馬県側の「熊野神社」の境内からはこんな素晴らしい景色が望めます。

神様はここから見守って下さっているのですね。

熊野皇大神社へのアクセス

  • 軽井沢駅から→車11分
  • 旧軽井沢ロータリーから→車5分、徒歩45分
  • 駐車場あり:10台

初詣のシーズンはとても混雑します。車での参拝には注意が必要です。


「元祖力餅しげのや」さんは長蛇の列ができていたので、名物「力餅」はおあずけに。

帰り道は、遊歩道ではなく車道となっている国道133号(峠道)を使います。二つの神社で初詣を終え、清々しい気持ちで峠をくだりました。

「明日は高崎のだるま寺に行って達磨さんを買おうね〜」と盛り上がる私と夫。

お参りが好きなのか、信心深いのか、欲が深いのか…。全部ひっくるめて、楽しい一年のスタートでした。

まだまだ厳しい寒さが続く真冬の軽井沢。

これからも冬の美しさを素敵さを沢山集めていきたいと思います。


ここまで読んで下さったあなたに感謝を込めて…
素敵な一年となりますように!

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