皆さま、こんにちは!
7月も後半に入り、軽井沢はすっかり真夏の装いです。陽射しが強まり、自然がさらに生き生きと輝く季節です。
避暑地の軽井沢でも、晴れた日には気温が30度を超えることが珍しくありません。そんな日は、涼しいうちにお散歩を楽しむのが一番です。
雨上がりのある朝、私は旧軽井沢の鹿島の森へと向かいました。
名水スポット「御膳水」で、雨に洗われた美しい水辺。そして、散策の際に立ち寄りたいスポット「ホテル鹿島ノ森」のカフェラウンジもご紹介しますね。
雨が降った後の散歩道は、しっとりと濡れていて、木々の葉に残る雨露がキラキラと光っています。
緑は一段と鮮やかになり、空気はひんやりと爽やか。この清々しさを味わうと、ついつい遠くまで歩いて行きたくなります。
いつもの散歩コースの「雲場池」を抜けて、さあ「鹿島の森」へ出かけましょう。
雨露に輝く散歩道
朝の森は特別に心地よいものです。雨上がりの空は曇りがちですが、時折雲が切れて青空が顔を出し、キラキラと木漏れ日が差し込んできます。
雲場池の水面は、雨上がりの静けさをまとい、雨だれが美しい波紋を広げます。その光景は思わず見入ってしまうほど魅力的です。
草花や枝先に残った小さな雨粒や、かわいらしいキノコなど、雨上がりならではの景色を楽しみながら歩いていくと、心が洗われるようです。
カルガモの親子との出会い
この日はなんと「雲場池」でカルガモの親子に出会いました!なんて可愛いのでしょう~
みんな元気に大きくなってね!!
毎年6~8月が子育てのシーズンです。昨年は6月1日に出会うことができました。
この時期に「雲場池」に来られた方は、運が良ければこんな光景を目にすることができるかもしれませんよ。
御膳水の静寂なひととき
雲場池から15分ほど歩くと、「ホテル鹿島ノ森」の入り口を通り過ぎてすぐの所に「御膳水」への入り口が見えてきました。
ゆるやかな坂を下ると、美しい湧き水が静かに流れています。
「ホテル鹿島ノ森」の敷地内の小さな渓谷にある湧き水。雲場池の水源となっています。
江戸時代から宮家や大名に供される御膳に使われるなど、名水として軽井沢の人々に親しまれています。
朝の静けさの中で、水辺を独り占め。薄くかかったモヤが白いベールのように漂い、幽玄な雰囲気が広がっています。
この清らかな小さな渓流に身を置くと、心が本当に安らぎます。
ホテルの敷地内は自由に散策をすることができますよ。
明治天皇に献上された御膳水
「御膳水」とは、江戸時代から軽井沢宿の人々や往来する旅人だけでなく、大名や公家たちの御前にも供された水源で、その名の由来もここにあります。
明治11年の9月6日、北陸巡幸の際に明治天皇が軽井沢宿で昼食を取られる際に、この美しい水が献上されました。
晴れた日には、水辺でくつろぐ人々の姿もチラホラと見られます。その冷たく澄んだ水は、真夏の暑さを忘れさせてくれるでしょう。
観光客が少なく、静かな時間が流れるこのスポットは、まさに癒しの穴場。軽井沢を散策する際には、ぜひ立ち寄って、その清々しいひとときを味わってみてください。
ホテル鹿島ノ森のカフェテラス
「御膳水」のある「ホテル鹿島ノ森」は、散策の途中にぜひ立ち寄りたい素敵なスポットです。
こちらの「メイプルラウンジ」では、広々とした芝生の庭園を眺めながら、お食事やカフェを楽しめます。
特に陽気の良い日には、木漏れ日が心地よいテラス席がおすすめ。そよ風を感じながら、ゆったりとしたひとときを過ごせます。
朝9:30から営業しているので、少し遅めのモーニングを楽しむのにもぴったりです。
私も先日、天気の良い朝にテラス席でモーニングカフェを満喫してきました。
いただいたのは「フィッシュフライサンド」とホットコーヒー。
コーヒーは、おかわり自由でした♪
こんがり焼かれたふわふわのパンと、身がしっかりした魚フライとキャベツのバランスが絶妙で、とても美味しかったです♪
看板メニューの「フレンチトースト」もハーフサイズがあったので、気になってオーダーしちゃいました。
フルーツやアイスクリームなどのトッピングもできますが(別料金)、まずはそのままで。シンプルにメープルシロップをかけて、いただきます!
軽井沢の自然の中、ゆっくりカフェタイムを満喫した後は、芝生お庭気ままに歩いたり、「御膳水」まで深い緑を眺めながらそぞろ歩き。
せせらぎの音に心身が癒される、優雅な時間がすぎてゆきます。
基本情報
ハイシーズンの軽井沢は、夏の活気に包まれ、イベントも盛りだくさんです。気になるスポットや夏ならではのグルメも豊富にあります。
できるだけたくさんの体験をして、その魅力を皆さまにお届けできればと思っています。
ここまで読んでくださったあなたに感謝を込めて… よい一日を。