空色軽井沢https://miyoshimimosa.com暮らしで見つけた 素敵をあつめるブログThu, 26 Feb 2026 10:48:55 +0000jahourly1https://miyoshimimosa.com/wp-content/uploads/2023/05/cropped-mimoza_w-32x32.png空色軽井沢https://miyoshimimosa.com3232 春待つ軽井沢駅前 〜新施設T-SITEのことhttps://miyoshimimosa.com/20260226-tsite-walk/7366/Thu, 26 Feb 2026 09:07:54 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7366

3月中旬にグランドオープンする「軽井沢 T-SITE」。ポカポカ陽気に誘われて、工事の進む駅北口を歩いてきました。三重のVISONや中軽井沢のあのお店との繋がりなど、暮らしに馴染む新しい「場」への期待を綴ります。]]>

この前の休日は、ふわりと春が迷い込んできたようなポカポカ陽気でした。

「もう冬は終わっちゃったのかな…」なんて思うほどの暖かさに誘われて、少しだけお散歩へ。軽井沢駅の北口まで様子を見に行ってきました。

3月中旬、いよいよ「軽井沢 T-SITE」がグランドオープンを迎えます。

駅前に姿を現した建物は、黒を基調としたとてもシンプルな佇まい。

連休最後の日ということもあって駅周辺は賑わっていましたが、昨日は工事もお休みのようでした。

施設の場所は、駅北口を出てすぐ右手の東側。

北口のエスカレーターを降りると、そのまま施設の入り口に繋がるようになっていて、移動もとてもスムーズそうです。

駅のコンコースから施設へ降りる階段も見えてました

これから植栽が入ったり、看板がついたり…。

できれば、軽井沢らしい草木や浅間石が配された、緑あふれる心安らぐ施設になってくれたら嬉しいな、と想像を膨ませています。

線路沿いに伸びる建物の、一番東の端にはコンラン監修のホテル『HACIENDA KARUIZAWA』が入るそう。全9室という贅沢なスモールホテルです

実は、ずっと気になっていたことがありました。

北口は南口のアウトレット側に比べると少し寂しい印象で、新幹線を待つ間にお茶をしたり、時間を有効に使ったりできる場所が意外と少ないのです。

改札前やコンコースなどの限られたスペースで時間をつぶしている方を見るたびに、「もう少し落ち着ける場所があったらいいのに」と感じていました。

だからこそ、北口の駅前に新しい施設ができると聞いたときは、ワクワクする気持ちと同時に、「どうか軽井沢の空気と調和する場所になりますように」と、ひそかに願っていました。

安っぽくギラギラしたものではなく、自然と溶け合う、上品でやさしい空間になってくれたらいいなぁ、と。

発表されているショップリストを見て驚いたのは、三重県にある美食のテーマパーク「VISON(ヴィソン)」との繋がりです。

三重県の大自然の中に、全国から選りすぐりの「食」や「癒やし」のお店が贅沢に集まった、まるで一つの村のような場所

食も空間も洗練されていて、それでいてこの土地ならではの魅力もしっかりと感じられて…。

去年の春に訪れたのですが、あの場所、美味しいものがいっぱいでとっても楽しかったんです。

そのVISONに出店しているいくつかのお店が、ここ軽井沢にもやってくるということ。

だし 尾粂(おくめ)」(無添加だし専門店)
賛否両論」(笠原将弘シェフの和食)
ル ショコラ ドゥ アッシュ」(辻口博啓シェフのショコラトリー)

VISONに行かなくても駅前で味わえるなんて。なんだか得したみたいで、少しそわそわしています。

さらに、中軽井沢のコモンズグラウンドでもお馴染みの「SHOZO COFFEE KARUIZAWA」、春菊そばが人気の「OSOBAR」や、旧軽井沢で愛されている「Smokemanship」など、私たちが信頼を寄せる馴染みの味も顔を揃えます。

実は、このプロジェクト。 VISONを運営する「アクアイグニス」と、中軽井沢の「軽井沢コモンズグラウンド」を手がけた「CCC」が、共に進めているものなのだそう。

なるほどな、と腑に落ちました。

SHOZO COFFEE KARUIZAWA

OSOBAR

Smokemanship

ほかにも、気になる名前がたくさん。

食べた瞬間とろけるという生ドーナツの「I’m donut ?」(甲信越初出店だそう!)。

東御市の「わざわざ」さんが手掛けるコンビニ「わざマート」(こだわりの食材や雑貨が並ぶそうで、日常づかいできるお店になったらうれしいな) 。

ザ・コンランショップ監修の温浴施設「AQUAIGNIS GARDEN SPA」(これもVISONとの共通点。駅前の温浴施設、観光客で賑わうのかな)。

軽井沢らしく、お寿司や焼き鳥の名店も入るそうです。敷居が高すぎないといいなぁ…なんて、これもひそかに願っています。

グランドオープンは、2026年3月17日。

こだわりの食材や雑貨を手に取ったり、お風呂でゆったり過ごしたり。

美味しいものを食べて癒やされたり、大切な人への贈りものを選んだり。移動の待ち時間も有意義に過ごしたり。

今はまだ静かな外観ですが、これから内装が整い、灯りが灯る頃には、北口に新しいリズムが生まれるはず。

オープンしたら、ひとつひとつのお店をゆっくり訪ねて、またその様子をお伝えできればと思っています。

軽井沢の厳しい冬を越えて、新しい春と一緒にやってくる「T-SITE」。

皆さんは、どんなお店が気になりますか?

📅 撮影日:2026.2.24

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冬の小浅間山へ 〜軽井沢で出会う絶景ハイクhttps://miyoshimimosa.com/koasama/7318/Tue, 17 Feb 2026 08:02:17 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7318

休日の昼下がり、思い立って向かったのは浅間山のすぐ隣。雪道をキュッキュと踏みしめて辿り着いた山頂には、真っ白な浅間山を間近に望む「特等席」の絶景が待っていました。冬と夏、二つの季節の記憶を重ねながら綴る、心身を整える山歩きの記録です。]]>

休日の朝。

澄み渡る青空を見上げながら、「せっかくのいいお天気。近くでどこかに出かけたいね」と話していました。

そこで思いついたのが、小浅間山(こあさまやま)でした。

前日は少し遠出をしていたので、この日はのんびり。気づけば、もうお昼を回っていました。

山に登るなら、本来は午前中からがいいのかもしれません。

でも、小浅間山なら往復で2時間ほど。

「今からでも、きっと大丈夫だよね」、そんな軽い気持ちで、急きょ出かけることにしました。

軽井沢の町から車で30分。登山というよりは、本格的な“山歩き”を気軽に楽しめる、私のお気に入りのスポットなんです。

小浅間山とは?|標高や特徴を紹介

小浅間山は、標高1,655m。

浅間山が大きく噴火したときに、その横にポコッと生まれた「側火山(寄生火山)」です。

浅間山本体(前掛山)は、火山活動の状況によって立ち入りが制限されることもありますが、小浅間山はそのすぐ隣。

いわば、浅間山を眺めるための「特等席」のような存在なんですよ。

思い立った午後からでも歩き出せるこの距離感が、この山の大きな魅力かな、と思っています。

軽井沢の街並み越しに望む浅間山と、隣に位置する小浅間山の位置関係を示す図解

【冬の小浅間山】雪道を踏みしめるスノーハイク

2月中旬。今年は雪が少ないとはいえ、山には雪が積もっています。

「装備がないと難しいかな?」と少し不安もありましたが、まずは行ってみることに。

登山口の駐車スペースには、すでに数台の先客がありました。

「登っている人がいるんだな」
それだけで、なんだかホッと安心するものです。

足元には、くるぶしほどの雪。

冬の小浅間山登山口にある、雪に覆われた登山届ポストと案内看板

スノーブーツを履き、スキーウエアを羽織って、14時を少し回った頃に出発しました。

軽井沢の冬は湿度が低くて、雪はさらさら。

山の上へと続く森の道は、雪が降ってから時間が経っているはずなのに、凍りついてガチガチになることもなく、さらりと軽い感触でした。

歩くたびに響く「キュッキュ」という心地よい音。

真っ白な雪道を一歩ずつ進んでいく非日常感が、とても新鮮で楽しいんです。

冬の山は葉が落ちて、草も枯れているので、驚くほど視界が開けています。

木々の隙間からのぞく真っ青な空。よく通る鳥の声。

姿を探しながらのんびり歩く、とても贅沢な時間になりました。

山頂付近の開けた斜面に立つ、雪に埋まった「山頂へ」と書かれた木製の道標

小浅間山山頂から、浅間山を間近に望む絶景を

そして、森を抜けた瞬間…。視界が一気に、ぱあっと開けました。

すると雪はほとんどなくなり、ここからは溶岩砂利の道をザクザクと登っていきます。

雪の森を抜けた先に広がる、黒い溶岩砂利の斜面と雄大な浅間山の眺望

右手の眼下には、軽井沢の町並みが一望できました。

夏に登ったときは、霞がかかっていて見えなかった景色です。

小浅間山の山頂から見下ろす、雪景色の軽井沢の街並みと遠くの山々

澄みきった冬の空気のおかげで、平らな地形や切り立った崖、建物の一つひとつまで、手に取るように見渡せます。

これは、冬に登った人が味わえる「ご褒美」かもしれませんね。

振り返ると、そこにはうっすらと雪化粧をまとった浅間山。

静かに煙をたなびかせながら、堂々と立っていました。

山頂付近の開けた斜面に立つ、雪に埋まった「山頂へ」と書かれた木製の道標

ここまで間近に、ゴツゴツとした山肌の質感までも観察できる場所は、なかなかありません。

足元の砂利は、かつての噴火で空高く舞い上がったマグマが、冷え固まって降り積もったもの。

「やっぱりここは火山の一部なんだ」と、地球の息遣いを肌で実感します。

「うぁ〜!なんて雄大なの〜!!」

15時すぎ、山頂に到着。

ゆっくり歩いても1時間ほどで着ける手軽さが嬉しいですね。

風は少し強めですが、太陽の光が温かくて、寒さよりも心地よさが勝ります。

浅間山を目の前にして、小高い砂利の丘の上に立っている爽快感。

なんて気持ちの良い場所なのでしょう。

静かに煙を吐く山を眺めているうちに、不思議と「また明日からも頑張ろう」という活力が、むくむくと湧いてきました。

「次は、浅間山をもっと間近に、同じ目線で感じられる外輪山・黒斑山(くろふやま)にも挑戦してみたいな」、そんな新しい目標も、自然と心に芽生えます。

小浅間山山頂から間近に望む、雄大な雪の浅間山と冬の青空

【夏の小浅間山】緑の森と山頂ピクニック

実は昨年の7月にも、この道を歩きました。

あのときは東京から来た友人と、熊鈴を鳴らして賑やかに。

夏の小浅間山は、一転して鮮やかな緑の世界です。

夏の軽井沢、登山道沿いに青々と生い茂る大きなシダ「オシダ」の群生と緑のトンネル

美しい雑木林の中で、森林浴を楽しみながらのハイキング。

特に印象的なのは、軽井沢の森の象徴でもある大きなシダ「オシダ」の群生です。

まるで太古の森に迷い込んだかのような、迫力のある風景なんですよ。

夏の青空の下、緑の木々に囲まれた「山頂へ」の木製道標と登山道

山頂では、清々しい空気の中でピクニック。

曇りがちなお天気でしたが、少しの時間、雄大な浅間山をしっかり堪能できました。

持参したホットコーヒーと、鉄板の「ベーカリー&レストラン沢村」のクロワッサン。友人のお菓子も広げて、ゆっくりと過ごしたひととき。

7月末だというのに赤とんぼが舞っていて、山の季節の移ろいの早さを感じたのを覚えています。

深い緑に覆われた夏の浅間山と、夏らしい力強い入道雲が広がる空

季節を愛でる山歩き

下山は約30分。16時前には無事、駐車場へ戻ることができました。

冬は、静寂と澄み切った空気の中でのスノーハイク。夏は、豊かな緑に包まれる山頂ピクニック。

季節によって、まったく違う表情を見せてくれる小浅間山。

夏は熊対策を万全に。冬は防寒と、滑りにくい靴をしっかりと準備して。

思い立った午後からでも、すぐそこにある絶景に出会える山です。

機会があれば、ぜひ皆さんもあの「特等席」から、大きな浅間山に会いに行ってみてくださいね。

真っ白な雪の斜面に一筋続く、登山者の足跡と遠くにそびえる冬の浅間山

小浅間山へのアクセス・駐車場情報

📍 長野県北佐久郡軽井沢町(国道146号・峰の茶屋付近)
🚗 軽井沢駅から車で約25分
🚌 軽井沢駅から西武観光バス「峰の茶屋」バス停下車すぐ
🅿 登山口手前に無料駐車スペースあり(約5台)
🚻 登山口付近に公衆トイレはありません
🗺 Googleマップで見る

駐車場は、登山口のすぐ手前にある5台ほどの無料スペースから埋まっていきます。

向かい側の「峰の茶屋」さんの駐車場は、お店を利用されない場合は1,000円となります。

お出かけの際の参考にしてくださいね。

夏の小浅間山にて、登山者の指先にそっと止まった赤とんぼと背景の緑の森

📅 撮影日:2026.2.9 2025.7.27


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しっかり降った雪の朝 〜白い景色と、あたたかい寄り道https://miyoshimimosa.com/20260209-snowy-walk/7300/Mon, 09 Feb 2026 04:10:48 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7300

今季初の本格的な雪が積もった軽井沢。マイナス5度の凛とした空気の中、選挙の帰りに雲場池まで足を伸ばしました。粉雪が舞う散歩道と、冷え切った体を温めてくれた老舗「フレスガッセ」でのあたたかい寄り道。冬の軽井沢の美しさを綴ります。]]>

昨日は、選挙の日でした。

朝、カーテンを開けると、外は一面の銀世界。今季初めての、本格的な積雪だったように思います。

氷点下5度の朝。

軒先には立派なつららが並んでいました。

気温はマイナス5度。おまけに風も強くて、体感温度はもっとずっと低く感じられました。

しっかりと防寒をして外へ出ましたが、あまりの冷たさに、顔の感覚がなくなってしまいそう。

このまま肌がカチカチに凍ってしまうのではないかしら、なんて思ってしまうほどの寒さです。

ふと目を向けると、屋根や地面から粉雪が巻き上がり、風にのってぐるぐると舞い踊っていました。

軽井沢らしい、サラサラと乾いた白い粉雪。雪が積もっているのに、どこか「乾いた」不思議なこの空気感。軽井沢の冬だなって感じます。

冷たい風が手先や首元からどんどん体温が奪われていくよう。

ダウンのファスナーを一番上まで上げ、両手をポケットに深く沈めて、一歩一歩、足元を確かめるように歩きました。

投票所のロビーにある大きな窓からは、いつも散歩している公園が見えました。

見慣れた場所だけれど、この窓から眺める景色は、新鮮に感じます。

さらに雪に覆われている景色はどこか遠くの国のようで、いつもとは一味も二味も違った美しさに思わず足を止めて見入ってしまいました。

見慣れた公園も、真っ白な雪に覆われると別の国のようです。

投票を済ませたあとは、新軽井沢の老舗「フレスガッセ」さんにランチをいただきにいくことに。

こちらは、桜の薪でじっくりと燻製された自家製ハムやソーセージが評判のお店です。

夫は定番の「ハンバーグ定食」、私は日替わりのランチメニューから「グラタン定食(自家製ソーセージ入り)」を選びました。

窓から差し込む冬の光。温もりのある店内は、外の寒さを忘れさせてくれるようでした。

運ばれてきた熱々のグラタンには、大きなソーセージが真ん中にドンと乗っていて、ポテトやカボチャがゴロロロ。

立ち上がる湯気とともに心も浮き立ちます。

一口頬張ると、皮はパリッと、中は肉感たっぷりのジューシーなソーセージの旨みが口いっぱいに広がります。

スパイスの効いた本格的な味わいながら、ご飯とお味噌汁に不思議とよく合うのは、ここが「定食屋さん」として長く愛されてきた理由かもしれません。

体にすうっと馴染むような、軽やかでいて芯のあるホワイトソース。ハフハフ・ハフハフと、もう一口…と手が伸びてしまいます。

ハンバーグ定食も美味しいんです〜

お腹も心も満たされたあとは、少しだけ雪のお散歩。

「ベーカリー&レストラン 沢村 旧軽井沢」で、明日の楽しみのために大好物のバゲットと、チョコチップとアーモンドのザクザクしたデニッシュを買いました。

バゲットとザクザクのデニッシュは朝ごはんに♪

帰りがけには、静寂に包まれた雲場池へ。

真っ白な雪道をゆっくりと歩きながら、静まり返った冬の静寂を楽しみました。

寒さは厳しいけれど、この凛とした白の世界は、冬の軽井沢からの素敵な贈り物。

しばらくは、この雪も残ってくれるでしょう。この白い風景を、もう少し楽しんでおこうと思います。

📅 撮影日:2026.2.8

フレスガッセ
📍 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東29-15
🚶 軽井沢駅北口から徒歩約3分
🕒 ランチ10:00〜LO13:30

  ディナー17:00〜LO19:30
📅 定休日:水曜日・木曜日(冬季は臨時休業)
🅿 駐車場あり(1台)
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冬の軽井沢で、沖縄の温もりを 〜「沖縄アグー豚フェア」のことhttps://miyoshimimosa.com/agu-pork-fair/7270/Sun, 01 Feb 2026 06:21:16 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7270

1月の冷え込んだ午後、私のもとに届いた一通の招待状。中軽井沢の「くつかけステイ」さんで始まった、沖縄アグー豚フェアの試食会にお邪魔してきました。信州の素材と南国の至福の味が重なる、温かなひと皿の物語をお届けします。]]>

1月も終わりに近づいた、ある冷え込んだ午後。

私のもとに、一通の少し意外なメールが届きました。

中軽井沢にある「くつかけステイさんで、2月から開催されている「沖縄アグー豚フェア」の、メディア向け試食会への招待状でした。

「私のような個人ブログにお声がけいただけるなんて……」正直なところ、最初は少し戸惑い、ドギマギもしました。

けれど「くつかけステイ」さんは名前こそ知っていたものの、これまで足を運んだことのないお店。

散歩の途中、外から眺める木々に囲まれた和風のお庭の入り口の先が、どんな空間になっているのか、前から気になっていました。

軽井沢のお店のことを少し知るいい機会かもしれない。

軽井沢のことを日々書いている身として、地元で行われる食の取り組みを実際に体験できる機会は貴重ですし、以前から気になっていた「くつかけステイ」さんを訪ねる、ちょうど良いきっかけにもなりました。

そうして、思い切って参加してみることにしました。

陽だまりの暖簾をくぐって|くつかけステイ中軽井沢へ

当日は、1月下旬らしい凛とした寒さ。

薄曇りの空でしたが、時折差し込む太陽の光が、お店の入り口の暖簾に木の影を映し出していて、その静かな美しさに思わず足が止まりました。

一歩中へ入ると、天井が高く、モダンでありながらどこか落ち着く空間が広がっています。

この日は地元の新聞社の方々も集まっていて、少し恐縮しながらも、私もその中にお邪魔させていただきました。

沖縄と信州、二つの故郷が重なる物語|沖縄アグー豚フェア

今回のフェアは、長野県と沖縄県の連携協定から生まれた県内初開催の特別な取り組み。

アグー豚の美味しさを広めたい沖縄県と、良質な食材を大切にしながら、美味しいお料理を届けてきた「くつかけグループ」さん。

その想いが重なり、2月1日から28日までの1ヶ月間、軽井沢の2店舗と東京の1店舗で、アグー豚の限定メニューが登場します。

主役は、希少な 「沖縄アグー豚」。
今から600年以上前、中国から琉球王国へ伝わったのが始まりだという、深い歴史を持つブランド豚です。

名前は有名ですが、個体が小さく流通量も少ないため、沖縄県外ではなかなか出会えない特別な存在。

私自身も、これまで「これがアグー豚の味」とはっきり言える料理には、あまり出会ってこなかった気がします。

だからこそ、「本当はどんな味がするんだろう?」と、自然に興味が湧いてきました。

資料を拝見すると、旨み成分は通常の豚の約3倍ある一方で、コレステロール値は1/4以下。さらに、口に入れた瞬間にさらりと溶ける、脂の融点の低さも特徴なのだそうです。

「とても寒い冬の軽井沢で、温かい沖縄の空気を感じてもらいたい」総料理長の福元さんが語ってくださったその言葉通り、南国と高原、二つの土地が食卓の上で出会います。

その意外な組み合わせに、思わず興味をそそられました。

五感で味わう、三つの物語|沖縄アグー豚の料理たち

いよいよ試食の時間。
作りたての、熱々のお料理が運ばれてきました。

料理宿 くつかけステイ中軽井沢

灰色の器に盛り付けられたくつかけステイのアグー豚料理
『アグー豚 やわらか煮 旬菜色々』 2,200円(税込)

一目で「あ、ご馳走だ」と思える、春を感じさせる賑やかな一皿。

一口頬張ると、お出汁とアグーの旨みがじわっと溢れてきます。

脂身は甘く、それでいてスッと消えてしまう上品さ。

付け合わせの野菜は、すべて素材に合わせて調理法や味付けが工夫されていて、ひと皿の中に重ねられたこだわりが伝わってきました。

長芋や野沢菜、林檎といった信州らしい食材に、菜の花と金柑の彩り。

その色合いに、まだ遠いはずの春を少し先取りしたような気持ちになりました。

ルジェンド軽井沢

『沖縄県産アグー豚と紅玉の信州シードルブレゼ』
(ランチコース 6,250円〜 のメインチョイスとして提供)

思わず「美味しい…」と独り言が漏れてしまったのが、こちら。

軽井沢のアンワイナリーのシードルと、上田・大桂商店の白味噌を合わせ、低温でじっくりと火入れされています。

シードルの香りとお味噌のコクをそっと纏ったアグー豚の旨みは、口の中で濃厚なバターがとろけていくような感覚。

この白味噌は、フレンチの繊細さを邪魔しない、シェフも唸る名品なのだそう。

地元で親しまれてきた味が使われていると思うと、なんだか嬉しくなります。

紅玉のコンフィのほどよい酸味が、豚のまろやかさをやさしく引き締めてくれていました。

信州の素材たちが、主役の豚さんを最高のステージで盛り立てている… そんなことを感じさせてくれる、幸せな一皿でした。

割烹ダイニング波里(HARII)

『アグー豚と旬野菜の出汁しゃぶ』 2,200円(税込)

まずは、透き通ったお出汁の香りに思わず深呼吸。

信州産の芹やきのこなど、山の幸の旨みが溶け込んだお出汁に、厚切りのアグー豚をくぐらせます。

「アグーはどんな料理にも合うから、開発のやりがいがあった」というシェフの言葉通り、繊細な和食のお出汁に角を立てることなく、それでいて、しっかりとアグー豚の旨みが感じられます。

驚くのは、その柔らかさとほのかな甘み。

脂に癖がなく、赤身はもちっとした上品な質感です。

あえて厚めにスライスされているからこそ、アグー豚の底力がよりダイレクトに伝わってきます。

なめこと野沢菜のぽん酢がまた、信州らしい爽やかさを添えていました。


最後は、この一皿一皿を生み出した料理長たちが勢揃い。

和やかな撮影会の様子を、感謝を込めて横からそそっと一枚…

温かな余韻と共に

今回の会場となったくつかけステイ中軽井沢は、かつての中山道・沓掛宿(くつかけじゅく)の歴史を受け継ぐ、全8室の小さな料理宿。古民家風の佇まいが素敵です。

敷地内のレストラン「くつかけダイニング」では、三浦直送の鮮魚や信州産の食材を使った、本格的な和食・会席料理などを朝・昼・夜と楽しめます。

試食会のあと、宿泊者専用のラウンジも少しだけ見学させていただきました。

木の温もりの中に、鮮やかなブルーのファブリックがさりげないアクセントになっていて、とても心地よい雰囲気です。

いい旅の時間が、過ごせそうだな

一歩外へ出ると、空気は相変わらずツンと冷たいまま。

けれど、お腹の底からじんわりと温まり、美味しい記憶で満たされた心は、来た時よりもずっと軽やかでした。

「今日のこと、帰ったらすぐに夫に話そう」そんなことを思いながら、ゆっくりと帰路に向かいます。

凍てつく軽井沢の冬に、ふと届いた沖縄からの美味しい便り。

最初は少しドギマギしたけれど、終わってみれば、お腹も心もふんわりと解きほぐされていました。

いつもの町で、こんな風に新しいものに出会えるのって、やっぱり嬉しいな。

📅 撮影日:2026.1.28


information

くつかけステイグループ 沖縄アグー豚フェア】
期間:2026年2月1日(日)〜2月28日(土)

実施店舗
・くつかけステイ中軽井沢(中軽井沢/0267-46-8906)
・ルジェンド軽井沢(新軽井沢/0267-31-5440)
・割烹ダイニング波里 HARII(東京・丸の内/03-6812-2151)

今回の「沖縄アグー豚フェア」を軽井沢で楽しめるのは、以下の2店舗です!

料理宿 くつかけステイ中軽井沢(くつかけダイニング)
📍 長野県北佐久郡軽井沢町長倉3294-1
🚗 中軽井沢駅から車で約3分/徒歩約5分
🕒 モーニング 8:00〜9:00

   ランチ 11:00〜15:00
   ディナー 17:30〜21:00
📅 水・木曜日
※フェア期間中の営業日は、公式サイトをご確認ください
🅿 駐車場あり
🗺 Googleマップで見る
🔗 公式サイトはこちら

ルジェンド軽井沢
📍 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東25
🚶 軽井沢駅から徒歩約3分
🕒 ランチ 12:00〜13:30
  ディナー 17:00〜20:00
📅火・水曜日
※フェア期間中の営業日は、公式サイトをご確認ください
🅿 駐車場なし

(近隣のコインパーキングをご利用ください)
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寒い日の追分ランチ 〜心ほどける「らしく ダイニングキッチン」https://miyoshimimosa.com/20260125-rashiku-oiwake/7250/Sun, 25 Jan 2026 12:14:58 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7250

一歩外に出るのも勇気がいるような、寒い冬の日。追分の旧街道沿いにある「らしく ダイニングキッチン」さんを訪れました。薪ストーブが焚かれた温かな店内でいただく、瑞々しい地元野菜と丁寧なお料理。心までじんわりと満たされる、冬のごほうび時間のお話です。]]>

全国的に強い寒波に包まれた、寒い寒い一日。

軽井沢も冷たい空気にすっぽり覆われて、一歩外に出るのも少し勇気がいるような日でした。

でも、こんな日ほど空は澄みわたっていて。 いつもの冬の日以上に、景色がくっきりと見える気がします。

この日は我が家の休日 。最近やっとエンジンが回ってきた夫と一緒に「心と体をリフレッシュしに、美味しいものを食べに行こう」と、ランチへ出かけることにしました。

「どこにする?」「あそこもいいね」なんて話しながら向かったのは、追分にある「らしく ダイニングキッチン」さん。

軽井沢駅周辺から少し離れた追分エリアには、気になりながらも、まだ行けていないお店がたくさんあります。

地元の方からの評判もよく、ずっと心に留めていたお店のひとつでした。

今年の目標のひとつは、行ったことのないお店にたくさん行くこと。 そう思うと、なかなか良いスタートです。


「らしく ダイニングキッチン」は、「自分らしく過ごしてほしい」という思いが込められた店名の通り、気取らないけれど丁寧なお料理が魅力のお店。

ご夫婦おふたりで切り盛りされていて、とてもアットホームな雰囲気です。

追分宿の中山道旧街道沿いにあり、何度か前を通ったことはあったのですが、扉を開けてみると想像以上に広々。

木の温もりに包まれた店内は、席の間隔もゆったりしていて、大きな窓からの光がとても心地よく感じられます。

薪ストーブが焚かれていて、暖かさとくつろいだ空気に、思わずほっこり。

中庭を眺められるカウンター席もあり、入ってすぐに「居心地のいいお店だな」と感じました。

ランチは、地元野菜をたっぷり使ったセットが2種類。

私は「南信州千代幻豚肩ロースのソテー モーリョヴィネグレッチのソース」を選びました。

モーリョヴィネグレッチは、ブラジルで親しまれている野菜のマリネソースだそう。ライスかパンを選べて、今回はライスにしました。

コースのほかにアラカルトもあり、夫は「カレー煮込みチーズハンバーグ」を注文。 ……が、写真を撮る前に食べてしまい、写真はなしです。ごめんなさい。


まず運ばれてきた前菜の「地元野菜たっぷりのサラダ」が、とにかく絶品。

信州は、どこでいただいてもお野菜が美味しく、ボリュームもたっぷりで驚かされますが、「らしく」さんのサラダは、その中でも格別の美味しさでした。

瑞々しくてハリのある野菜に、自家製のドレッシングがよく合います。隣町の農家さんが、真冬でもビニールハウスを薪で温めながら育てている野菜なのだそうですよ。

真冬にこんな新鮮な地元の葉物野菜がいただけるなんて… 贅沢だなぁ

続いて、メインのお料理。

南信州千代幻の豚肩ロースは、クセがなく、ほどよくレア気味でしっとり柔らか。

噛むほどに、やさしい旨みがじんわり広がります。 酸味のきいた野菜のマリネソースと一緒に、さっぱりといただけました。

特に印象に残ったのが、お肉に添えられていた干し柿のコンポート。 まろやかな甘みと、ふわっと香るワインの風味が、お肉と合わさって驚くほどおいしくて。

干し柿のコンポートは初めてでしたが、「これは家でも作ってみたいな」と思う味でした。

添えられていた、カブやじゃがいも、舞茸などのロースト野菜も、一つひとつ丁寧に焼かれていて、それぞれの野菜のおいしさをしっかり楽しめました。

せっかくなので、デザートもお願いすることに。

この日のスイーツは、チョコレートのクリームブリュレに、バニラアイス添え。

表面のパリパリとしたキャラメルを割りながら、ほろ苦くてクリーミーなチョコレートのブリュレをバニラビーンズたっぷりのアイスと共に味わいます。

大きな窓から冬の景色を眺めながら、ゆったりとした時間。 ヘルシーでおいしいランチをいただいて、心まで満たされた気がします。


帰りは、少し車を走らせてお買い物へ。

雲は多いものの、よく晴れていて、風は強く、いつも以上に寒い一日でした。

でも、こんな日は景色がとてもくっきり。 山の稜線や山肌まで、いつもより近くに感じられます。

お気に入りの絶景ポイントに立ち寄ると、この日はいつも以上に美しい浅間連山の姿が。

寒さの中にある、冬ならではのごほうびのような景色でした。

お腹も心も満たされて、明日からまた、軽やかな気持ちで過ごせそう。そんな休日となりました。

📅 撮影日:2026.1.22

らしく ダイニングキッチン
📍長野県北佐久郡軽井沢町追分655-1
🚗軽井沢駅から車で約15分/しなの鉄道信濃追分駅から車で約4分
🕒11:30〜14:00 L.O./18:00〜20:00 L.O.
📅水曜日(不定休あり)
🅿駐車場あり
🚭全席禁煙
🗺Googleマップで見る
🔗公式Instagramはこちら

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静かに、健やかに 〜2026年のはじまりを振り返ってhttps://miyoshimimosa.com/20260118-hatsumode/7238/Sun, 18 Jan 2026 12:10:46 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7238

松の内が明け、静かな日常が戻ってきた軽井沢。予定外の手作りおせちや、1時間半歩いて出会った浅間山の絶景など、心温まるわが家の年末年始を振り返ります。]]>

松の内が明け、軽井沢にはいつもの静かな日常が戻ってきました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

少し遅くなってしまいましたが、今年の年末年始にわが家で出会った景色を、よもやま日記として書き留めておこうと思います。

「予定外」から始まった、手作りの温もり

大掃除を優先していたら、狙っていたおせちが売り切れてしまうという小さなハプニングがありました。

でも、それがきっかけで「今年は少しだけ手作りしてみよう」ということに。

伊達巻を焼いたり、昆布を煮たり…。 ホームベーカリーでの「お餅作り」にも初トライしました。

自家製のお餅を使った、夫自慢の特製お雑煮。それが主役のお節料理が並んだ食卓でした。

「わが家らしいお正月になったね」と笑い合った、穏やかな新年を祝う宴になりました。

冬の空気の中を、よく歩いた三が日

三が日は、軽井沢の冷たい空気の中をたくさん歩きました。

元旦の諏訪神社。

そして2日は、碓氷峠を1時間半ほどかけて登っての参拝です。

自分の足で一歩ずつ進み、見晴台から眺める冬の絶景は、何よりの贅沢。

ここに着く前は雲で隠れていた浅間山も、雲が一瞬切れて、美しい姿を見せてくれました。

「今年も良い年になりそう。良い年にするぞ!」 そんな晴れがましい気持ちで満たされます。

さらに高崎まで足を延ばして新しい達磨をお迎えするのも、わが家の変わらない大切な恒例行事です。

歴史と親しみと。毎年来たくなる善光寺詣

6日は、少し足を延ばして善光寺へ。

いつの頃からか、この時期の善光寺詣もわが家の恒例となりました。

参拝の後、以前から気になっていた「藤屋 御本陣」でカフェタイム。

いつの間にかランチだけでなくカフェ営業もされるようになっていて、運よく伺うことができました。

凛とした歴史を感じる佇まい、和とモダンさが融合した美しい空間でいただくお茶の時間…。

背筋がすっと伸びるような上品さと、包み込まれるような居心地の良さを感じながらいただいたスイーツ。 美味しかったな〜。

「藤屋りんごパイ「と「抹茶のフォンダンショコラ」をいただきました♪

今度はランチにも伺いたいな

のんびり過ごすつもりが、振り返ってみればあちらこちらへ。 あっという間に過ぎていった、わが家のお正月。

ですが、その合間には小雪の積もった散歩道を歩いたり、寄り道カフェでひと休みしたり…。

しっかりと冬の冷たい空気を感じながら、またひとつ、楽しくも温かな思い出を重ねられたのかな、と思っています。

2026年も、こんなふうに日々の小さな幸せを、丁寧に掬い上げて綴っていけたらと思います。

本年も「空色軽井沢」を、どうぞよろしくお願いいたします。

📅 撮影日:2026.1.1〜1.6

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冬の空を歩きながらhttps://miyoshimimosa.com/20251229-winter-sky/7221/Mon, 29 Dec 2025 14:36:00 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7221

マイナス5度の凛とした朝、氷の張った池や真っ白な帽子をかぶった浅間山を眺めながら歩きました。冬の空の下でふっと思い出した、この一年の大切な出来事と感謝の気持ちを綴ります。]]>

今朝はマイナス5度。 キーンと冷えた朝ですが、それでも外に出たくなるくらい、冬の軽井沢は魅力があります。

秋が深まってから本格的な冬が来るまでの間は、景色が少し寂しくて、物足りなく感じてしまうこともあるのですが。

でも、いざ冬が本番を迎えると、空も空気も一気に澄み渡って、景色が凛と透き通ってくる。

その「しんとした美しさ」に、私はとても惹かれます。

氷が張ったり、霜が降りたり、時折ふわっと雪が舞ったり。

そんな冬にしか出会えない小さな景色に出会いたくて、散歩に出かける時間もついつい多くなります。

そういえば、今年は大晦日までに雪がしっかり積もることはなさそう。

いつもなら年末に一度はしっかりとした雪景色になることが多いのですけれどね。

今年の冬は、雪が多いかもと身構えていたわりに、意外と静かな年末になりました。

ここ数日は、粉雪が少し残る散歩道を歩いたり、夕方の雲場池に映る空を眺めたり、カラマツの枝の間から見える夕空に足を止めたりも。

今朝は、今年最後のゴミ出しを済ませて、そのまま歩き出しました。

矢ヶ崎公園の池には氷が張って、霜が朝日にキラキラ。

浅間山は、まるで真っ白な帽子をかぶったみたいに、くっきりと綺麗に見えていました。

そんな冬の空を眺めながら歩いていたら、この一年のことが自然と思い出されました。

あっという間だったけれど、いいことがたくさんあった一年。

この「よもやま日記」を始めて、ブログも去年よりたくさん書けました。

楽しい出会いがあったり、嬉しい出来事があったり。 久しぶりに再開したスキーも、とても楽しい時間でした。

冷たい空気の中で、「いい一年だったな」と…。

今年も、よもやま日記やブログを読んでくださり、ありがとうございました。

「ふらっと立ち寄るように読んでもらえたらいいな…」。そんな気持ちで書いてきたので、こうして続けられたことが、素直にうれしいです。

どうぞ、皆さまもよいお年をお迎えください。

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移転後のラ・テイエへ 〜心温まるスープランチと懐かしのモンブランhttps://miyoshimimosa.com/latheiere-matsuida/7184/Thu, 25 Dec 2025 13:39:31 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7184

軽井沢駅前から安中市松井田町へ移転した「ラ・テイエ」。少し寂しかった日々を経て、ようやく再会できました。心まで温まる冬のスープランチと、一口で幸せになれる懐かしのモンブラン。憧れのクリスマスケーキも一緒にお届けします。]]>

ラ・テイエは、以前は軽井沢駅のすぐ近くにあり、ショートケーキやロールケーキ、スコーンなど、どれも思い出深い人気のお菓子が並ぶお店でしたが、2025年10月、群馬・安中市松井田町へ移転オープンしました。

移転までの間は、正直ちょっと寂しくて。

「恋しいなぁ」と思いながら、インスタグラムを眺める日々。

10月に移転オープンすると知ったときは、嬉しくて嬉しくて。

でも、なかなかタイミングが合わず。夫も「行きたいね」と言っていたので予定を合わせようと思っているうちに、気がつけば11月下旬になっていました。

🔗 以前の記事:ラ・テイエ 〜ケーキ屋さんのスパイスカレー&ときめき苺スイーツ

移転後は、スイーツだけでなくスープのランチを始めたり、時には期間限定のカレーランチが登場したり。お店のかたちは、今もゆっくり整っている途中のようです。

定番だったスコーンは健在で、ケーキはその日ごとに、いくつかの種類を丁寧に作られている様子。

インスタグラムを見ると、やっぱり人気のお店。

ランチは席だけでも予約したほうがよさそうだったので電話をすると、13時半からならOKとのこと。やっぱり、電話してよかったなと思いました。

碓氷峠近く|山あいの里山に佇む可愛いケーキ屋さん

軽井沢から車で20分ほど。

碓氷バイパスを下った先、自然豊かな里山の中に、静かにお店はありました。

(※事前にGoogleマップで確認するのがおすすめです。少し分かりづらいかも。)

絵本に出てきそうな、クリーム色の壁の可愛い建物。

アプローチの植栽も愛らしく、どこか手作り感のある佇まいです。

里山の静かな風景に溶け込む、メルヘンチックな優しい佇まい

「こんなところに、こんな可愛いお店が?」って思っちゃう

扉を開けると、店内はお客さんでいっぱいでした。

移転しても、やっぱり人気店。予約していなかったら入れなかったかもしれません。

店内は以前より少し広く、すっきりした印象。

それでも、可愛らしくて穏やかなカントリー調の雰囲気は変わらず、「ここ、ラ・テイエだなぁ」と自然に気持ちがほっとします。

大切に使い込まれた、木の温もりを感じるカフェ空間

心も体もぽかぽか、冬を味わうスープランチ

この日のスープランチは、2種類のスープから選ぶスタイル。

私は「きのこのポタージュ」、夫は「牡蠣のクリームスープ」を。

スプーンですくうたびに、秋の名残りと冬の訪れを感じる「きのこのポタージュ」

サイドには、サラダとフォカッチャ、そして甘くない、さっくりとしたミニスコーンが添えられていました。

サラダは、新鮮なレタスの上に香ばしくローストされたお野菜たち。

甘みを引き出した火入れがとても好みで、にんじんと玉ねぎのさっぱりしたドレッシングもおいしい。

香ばしくて瑞々しいお野菜が、サラダボールを彩ります
ついつい手が伸びてしまう焼き立ての味

きのこのポタージュは、旨みがぎゅっと凝縮された、やさしくて深い味わい。

体の中からじんわり温まる、丁寧な手作りのスープでした。

夫の牡蠣のクリームスープも、ひと口味見。やさしさの中に、ほどよいリッチさを感じる一杯です。

海の恵みが溶け出した「牡蠣のクリームスープ」

以前から大好きだったスコーンを、久しぶりに味わえたのもうれしい時間でした。

一口で幸せが広がる、懐かしのモンブラン

そして、楽しみにしていたケーキ。この日は、モンブランを選びました。

見た目は、以前と変わらない佇まい。「あぁ、これこれ」と、思わず懐かしい気持ちに。

ひと口食べた瞬間、「このクリーム、ラ・テイエの味だ!」と感激。思わず胸がいっぱいになってしまいました。

栗のほっくりとした風味がクリームにたっぷりと溶け込み、ふんわり、しっとり、まろやかなスポンジと一緒に味わう幸せ。

やっぱり、特別なモンブランです。

そう、この味!と、一口で幸せな気持ちが溢れました

平日でしたが、その後も次々とお客さんが来店。

ゆくゆくはカウンターにショーケースを置き、ケーキを並べる予定なのだそう。

季節ごとに、どんなケーキが並ぶのか。これから訪ねる楽しみが、またひとつ増えました。

サンタの手書きメニューに、思わずにっこり

クリスマスケーキのこと 🎄

毎年、うかうかしているうちに予約がいっぱいになっていた、ラ・テイエのクリスマスツリーを模したケーキ。

一目見たときから、ずっと惹かれていました。

どうしてもツリーを食べてみたくて、今年はインスタグラムで案内を見て、迷わず予約。

早めに動いたおかげで、無事にお迎えできました。

夫と二人暮らしなので、この小ぶりなサイズ感がちょうどいいんですよね。

先日ワークショップで作った、手作りのクリスマスリースをそばに飾って撮影♪

お味は、抹茶チョコレートクリームの中に、スポンジ・生クリーム・いちごが入ったショートケーキ。

甘さのバランスがよく、最後までおいしくいただきました。

少し控えていたスイーツ。
久しぶりに味わう、とびきりの“ご褒美ケーキ”。

季節が巡り、また新しいお味に出会える日を楽しみに。

皆さまも、どうぞ温かくして、素敵な冬をお過ごしください。

La theiere(ラ・テイエ)
📍群馬県安中市松井田町入山517-2
🚗 軽井沢から碓氷バイパス経由で車で約20分
🕒 11:00〜17:00(L.O.16:30)
📅 月・火・水曜(※詳細は公式Instagramをご確認ください)
☕ テイクアウト・店内カフェ・ランチあり
🅿 駐車場あり
⚠ 少し分かりづらい場所にあるため、事前にGoogleマップでの確認がおすすめです
🗺 Googleマップで見る
🔗 公式Instagramはこちら

📅 撮影日:2025.11.27、12.24


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冬の軽井沢を思いきり楽しもう! 〜静けさとぬくもりの冬https://miyoshimimosa.com/winter-karuizawa-guide/7154/Sun, 21 Dec 2025 15:49:39 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7154

冬の軽井沢は、凛とした空気と静けさに包まれる、一年で最も美しい季節。そんな冬だからこそ楽しめるイルミネーション、暖炉のあるカフェ、心までほどける温泉。そして氷点下の街を歩くための必需品まで、冬の軽井沢を思いきり楽しむための過ごし方をお届けします。]]>

冬になると、軽井沢は少しだけ静かになります。

観光客が減り、空気はきりっと澄んで、歩く音や風の音がよく聞こえる季節。

「冬は寒そう」「何をして過ごせばいいの?」と思われがちですが、実は、冬だからこそ楽しめる過ごし方もたくさんあります。

冬の空気に合う過ごし方が、きっと見つかるはず。いくつかのテーマに分けてご紹介します。

冬の軽井沢の魅力をぎゅっと詰め込んでいたら、気がつけば12月も後半に。

冬の軽井沢の美しさをどうお届けしようか、じっくり温めてきたとっておきのガイドをお届けします。

1| 冬の軽井沢ならではの静かな自然を楽しむ

冬の軽井沢では、澄んだ空気の中で、自然の表情がいっそう際立ちます。

川や池に張る薄氷や、葉を落とした木々の間から見える空の青さ。

音の少ない冬の静けさに包まれる時間は、この時期ならではの楽しみです。

短い時間の散策でも、寒さの厳しい冬だからこその景色を味わってみてください。

2|冬の夜を彩るイルミネーションを歩

町の中のイルミネーション

例年11月下旬から冬の間、軽井沢駅周辺や旧軽井沢エリア、中軽井沢駅などで上品な煌めきが続きます。

にぎやかすぎない灯りは、夕食後の散策にぴったりです。

教会の森を照らす「キャンドルナイト」

冬の星野エリアを代表する人気のイベント。

冬の軽井沢で特に人気の高い、2つの教会のキャンドルイベントをご紹介します。

以前訪れたときの様子も、別記事に残しています。

軽井沢高原教会「星降る森のクリスマス」

冬の星野エリアを代表するイベント。

無数のランタンと大きなクリスマスツリーの輝き。まるで物語の世界に迷い込んだような温かな感動に包まれます。

混雑回避のため事前予約制となっています。

🔗 軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス公式サイト

ルグラン軽井沢「クリスマスキャンドルナイト」

標高の高い南軽井沢の静かな森に佇む教会が、数え切れないほどのキャンドルに彩られます。

開催日が限られているため、事前にスケジュールを確認して訪れてみてください。

🔗ルグラン軽井沢 公式サイト

ハルニレテラスのあかり

同じ星野エリアにあるハルニレテラスでも、あたたかみのある灯りの中でカフェや散策を楽しめます。

教会の静けさとは対照的に、賑わいを感じながら過ごせるのが魅力です。

白糸の滝ライトアップ

冬の特定日には、氷と光が織りなすライトアップが行われます。

凍てつく寒さの中で浮かび上がる滝の姿は、まさに荘厳な美しさ。雪が降れば、より幻想的な世界が広がります。

白糸の滝ライトアップは、今年は12月20日から開催中です。開催期間は年によって異なるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。

実際に訪れたときの様子は、別の記事で詳しくまとめています。

3|冬セールも見逃せない!アウトレットを満喫

軽井沢・プリンスショッピングプラザでは、冬のコートや小物を探すのも、この季節ならではの楽しみ。初売りや新春セールは毎年多くの人で賑わいます。

夕暮れどき、水面に映り込むイルミネーションを眺めながら、信州そばや温かいホットドリンクでひと休みする時間は、冬のアウトレットならではの贅沢です。

4|暖炉・薪ストーブのあるカフェでひと休み

暖炉や薪ストーブのある空間で揺れる炎を眺め、パチパチとはぜる音を聞きながら過ごすひとときは、冬の軽井沢の醍醐味。

軽井沢には、ホテルのラウンジをはじめ、薪ストーブの炎を感じられるお店が数多く点在しています。

例えば、駅近くの旦念亭や、南軽井沢のカフェ・ル・プティ・ニ・トロワ、丸山珈琲 軽井沢本店、沢村ロースタリーなど。

こうした暖炉のある空間で、ほっこりと心まで解きほぐされる贅沢を、ぜひ味わってみてください。

5|スキーやスケートで冬の遊びを身近に体験

冬の軽井沢は、景色を楽しむだけでなく、気負わず体験できる冬の遊びも身近にあります。

初心者の方でも、安心して楽しめますよ。

スキー&スノーボード: 駅近の「軽井沢プリンスホテルスキー場」なら、手ぶらで気軽に雪遊びが楽しめます。

スケート: 「ケラ池スケートリンク」では、森に囲まれた氷の上を滑る幻想的な体験を。

カーリング: 聖地・軽井沢のアイスパークで、初心者向けの体験レッスンに挑戦するのもおすすめです。

6|冷えた体を癒す、軽井沢の立ち寄り温泉巡り

冷えた体を芯から温めてくれる、軽井沢の立ち寄り湯。実は質の高い温泉が揃っています。

星野温泉 トンボの湯: 開放的な露天風呂が魅力の源泉掛け流し。

軽井沢千ヶ滝温泉: 静かな森に囲まれ、サウナも充実。

八風温泉: ルグラン軽井沢内にある、パノラマ絶景の美肌の湯。

塩壺温泉ホテル: 昔ながらの風情が残る、歴史ある源泉掛け流しの名湯。

番外編|冬の軽井沢を歩くための服装 〜私の必需品

あたたかいインナー(レギンス必須): 体の芯を冷やさないために。

ウールの靴下 + スノーブーツ: 足元の冷え対策が快適さを左右します。

3つの首を守る小物: 厚手の手袋、帽子、マフラーで体感温度が劇的にアップ。

保湿アイテム:乾燥するので、リップやハンドクリームは必須。

日焼け止め: 標高が高く、晴天も多いので紫外線対策は必須、雪の照り返しも要注意。

きちんと備えていると、体の冷えを感じずにいられるので、寒さが怖くなくなります。

でも、荒天の日は無理をせず、おうちでのんびり過ごします。


冬の軽井沢は、凍えるほど寒いからこそ出会える「温もり」に満ちています。 凛とした空気のなかで見る光や、薪ストーブの火、そして芯から温まる温泉。

少しだけ厚着をして、この季節だけの特別な景色に会いに行きませんか。 あなたの冬の旅が、心温まる素敵なものになりますように。


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朝霜きらめく冬さんぽ 〜雲場池の静かな朝にhttps://miyoshimimosa.com/20251127-fuyusampo/7138/Sat, 29 Nov 2025 14:55:36 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=7138

朝の空気がぐっと冷え込んだ軽井沢。庭先の花や苔についた霜がきらきらと光り、雲場池は冬枯れの静けさに包まれていました。冬の入り口を歩く朝散歩の記録です。]]>

朝の空気が一段と冷たくて、季節がまた一歩進んだのを感じました。

今日は少し時間にゆとりがあったので、冬の気配を確かめるように散歩へ。

8時を過ぎたばかりの軽井沢は、気温は5度くらいかな。手袋がほしいくらいの、きゅっと冷えた朝でした。

歩き始めると、庭先で小さな紫色の花が霜をまとっていて、思わず足が止まりました。

細かな霜が朝の光を受けてきらきらして、まるでほんの一瞬だけ手に入れることのできる魔法の宝石のよう。

Googleレンズで調べてみたら「孔雀アスター」が近いのかな…と思ったり。でも、花の名前よりも何よりも、紫と白の組み合わせの美しさに目を奪われてしまったんですよね。

やがて雲場池に着くと、紅葉の名残はすっかり姿をひそめ、冬枯れの景色へと装いを変えています。

あんなに鮮やかだった色彩が嘘のようで、池の上には朝靄の名残がほんのり漂っています。

静かで凛とした冬の軽井沢は大好きなのですが、水辺の風景はやはりどこか寂しい思いを抱かせます。

この風景がしばらく続くのですよね。雪化粧や春の芽吹きを楽しみにしながら、季節の移ろいを見届けていきましょう。

池のほとりにある木製のフェンスや杭の上。そこに生えている小さなコケにさえ、朝霜が細やかに縁取り、キラキラと光っていました。足元を見ると、落ち葉の上にも白いお化粧がされていて、霜柱ももうちゃんと生えているんです。

まだ氷の季節は始まったばかり…。

これから毎朝のように霜がつき、やがて薄氷が張り、霜柱は日に日に大きくなっていきます。

見慣れたものになっていくであろう朝霜の景色ですが、季節が一周して冬の始まりに立ったこの瞬間は、すべてが新鮮に、いっそう胸を打つような美しさを感じました。

いつの間に、こんなに冬が深まったんだろう。

11月下旬は、毎年こんな寒さだったようにも思いますが、我が家ももうストーブを焚いて、日に日に冬モードになっていっています。

いつものことながら、寒くなっていくごとに慌てて冬支度を進めているんですよね。灯油を用意したり、真冬のコートやブーツを出したり…。

毎年のことなのに、なんだかバタバタしてしまいます。12月を迎える前に、ひと通り整えておかなければ!

この日の少し前に、雨上がりに散歩に出たことがありました。

ふと見上げると、浅間山の頭が真っ白になっていて、改めて山の上はもう雪なんだなと、はっとさせられました。

夕暮れの薄紫の優しい空に浮かび上がる離山と浅間山。

頭に積もった雪とくゆる煙。山肌から立ち上る白いもやが、まるで静かな幻想を見せてくれているみたいで、とても綺麗でした。

冬支度は慌ただしいけれど、この寒さこそ軽井沢の魅力の一つなんですよね

📅 撮影日:2025.11.27/11.25

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