空色軽井沢https://miyoshimimosa.com暮らしで見つけた 素敵をあつめるブログMon, 18 Aug 2025 09:19:04 +0000jahourly1https://miyoshimimosa.com/wp-content/uploads/2023/05/cropped-mimoza_w-32x32.png空色軽井沢https://miyoshimimosa.com3232 山梨で桃パフェ!農園カフェで桃ざんまいhttps://miyoshimimosa.com/yamanashi-momo-parfait/6681/Mon, 18 Aug 2025 08:51:54 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6681

山梨の「中西農園・ピーチカフェなかにし」で、採れたての桃を贅沢に堪能!桃パフェ「麗しの夏パフェ」、ピーチ・ピザ、搾りたて桃ジュースまで“桃ざんまい”を楽しんできました。]]>

少し早めの、わが家の夏休み。
気分がパッと明るくなるようなお出かけをしようと、桃の名産地・山梨へ足をのばしました。

目指したのは「中西農園・ピーチカフェなかにし」。

実は10年以上前にも訪ねたことがあるのですが、そのときは予約制と知らず、残念ながらパフェを食べられずに帰ることに…。それ以来ずっと「いつかまた」と思い続けていた場所です。

山梨の桃は品種が豊富で、7月から9月下旬までリレーのように旬が続くのだとか。

8月でもまだ間に合うと知ったときには、嬉しくて思わず「やった!」と声が出てしまいました。

予約はすでにほとんど埋まっていましたが、なんとかテラス席を確保。

暑さは少し心配でしたが、それでもどうしても“産地でいただく桃パフェ”の魅力にはやっぱり抗えません。ワクワクしながら、この日を待っていました。

まるで桃源郷、山梨の桃畑で過ごす夏のひととき

訪れたのは8月5日。
東京は40度近く、甲府も37度という猛暑日でした。

お店へ向かう車窓からは、枝いっぱいに実る桃やぶどうの畑が広がり、夏空に映える淡いピンクやみずみずしい緑がとてもきれい。胸が高鳴ります。

そんな桃畑の中の道沿いに、大きな「中西農園・ピーチカフェなかにし」の看板を見つけて、無事に到着です。

カフェの隣には直売所やぶどう畑もあり、まるで果樹園の中にいるよう。

カフェの入り口。可愛いイラスト入りの旗が目印です

テラス席からは桃畑を望むことができ、今まさに実っている桃を眺めながら過ごせる素敵なロケーションでした。

タープの日よけと時折吹く風のおかげで、思ったより快適。暑さに汗はにじんだけれど、それも夏らしいひとこま。桃畑を目の前にして待つ時間さえ、特別に感じられました。

目の前に桃の木が広がるテーブル席

桃は色も形も可愛くて、見ているだけで豊かな気持ちになるのです

農園カフェで楽しむ、桃パフェと旬の桃スイーツ

桃パフェ一択!と決めていたのに、想像以上にメニューが豊富でびっくり。パフェはもちろん、他にも気になるものが目にとまってしまいました。(実際のメニューは公式HPで

迷った末に選んだのは―、桃パフェ「麗しの夏パフェ」をふたつ、ピーチ・ピザ、そして桃の生ジュース。今日はまさに“桃ざんまい”です。

桃の品種紹介を見て、種類の多さにびっくり(画像を拡大

産地では柔らかい桃と硬い桃をそれぞれ楽しんでいるんですね

採れたての桃がたっぷりの「麗しの夏パフェ」

いよいよお待ちかねの「麗しの夏パフェ」が登場。

たっぷりと盛り付けられた採れたての桃は新鮮そのもの。鮮やかな紅色の皮が目を引き、ふわりと漂う香りに胸がときめきます。

ひと口かじれば果汁がじゅわっと広がって、思わず笑みがこぼれるほどでした。

柔らかいのにしっかりした食感。皮つきと皮なしを食べ比べることもでき、特別感がいっそう増します。

「麗しの夏パフェ」の中身を紹介する黒板。まさに桃がたっぷり!

グラスの中にも、桃をさまざまな味わいで楽しませてくれる工夫がいっぱい。

バニラアイスやクリームと共に、桃のコンポート、白桃のジュレ、桃のシフォンケーキ…。さらにプラムやブルーベリー、シャインマスカットも加わり、酸味と甘みのバランスが秀逸でした。

とても華やかで農園ならではのフルーツへの愛情を感じるパフェです。

最後のひと口まで旬の美味しさを楽しみました♪

大きなの桃をひと口で。果汁がじゅわっと広がります

熱々の桃とチーズの旨みあふれる「ピーチ・ピザ」

甘みの増した焼き桃とチーズが相性抜群!

焼き立てで運ばれてきた「ピーチ・ピザ」。

ピザには硬めの桃が使われていて、軽く火を入れることでほどよい歯ざわりを残しているそうです。

熱々を頬張ると、甘みが増した焼き桃とチーズの塩気、パリッと薄い生地の香ばしさが口いっぱいに広がります。

甘じょっぱい組み合わせがクセになる、手が止まらない美味しさでした。

洋梨のような、歯触りの良い桃の食感が良い〜

搾りたてを味わう贅沢な「桃の生ジュース」

まるで桃そのものを飲んでいるかのよう

夫が「是非とも飲んでみたい!」と注文した搾りたての桃ジュース。

運ばれてきたときは澄んだ淡い桃色でしたが、時間が経つにつれて少しずつ色が濁っていき、「本当に搾りたてなんだなぁ」と実感。

ピュアな甘さと爽やかな後口。“究極のネクター”という言葉がぴったりです。

あまりの美味しさに、ごくごく飲み干してしまいました。


ピークが過ぎた夕方前の時間だったとはいえ、テラス席は汗だく。けれど、採れたての桃を思う存分味わえたことは、忘れられない夏の思い出になりました。

会計のときに入った店内は涼しくて…「次は店内がいいな」


帰りには直売所でB級品の桃をお土産に。形は少し不揃いとのことでしたが、素人目にはとても立派で、味も香りも格別。お得感に大満足でした。

直売所で買った桃。B級品でもこの立派さ

軽井沢から車で2時間半。八ヶ岳を越える高原ドライブは、それだけでもちょっとした旅気分。

軽井沢の涼しさを改めてありがたく思いながら、贅沢な真夏の1日を満喫しました。

中西農園・ピーチカフェなかにし
📍 山梨県笛吹市一宮町末木544-1
🚗 JR山梨市駅から車で約12分/中央自動車道「一宮御坂IC」から約7分

📅 営業期間
夏季営業:7月上旬頃~9月下旬頃
🕒10:00~17:00(完全予約制)
冬季営業:10月~4月
🕒11:00~17:00(月・金・土・日曜のみ営業)

*桃の収穫状況や農作業により臨時休業あり(前日18時までに公式サイトやSNSで案内)


🅿 駐車場あり(夏季はケーヨーデイツー一宮店駐車場を案内/徒歩2分)
🗺 Googleマップで見る
🔗 公式サイトはこちら
🔗 予約ページはこちら

📅 撮影日:2025.8.5


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【つきいち喫茶|7月便り】真夏の光と緑に包まれて、2つのカフェでhttps://miyoshimimosa.com/tsukiichi-202407/6660/Sun, 10 Aug 2025 15:53:51 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6660

真夏の光と緑の中で過ごした、7月のカフェ時間。大きなカップのコーヒーと焼き菓子でのんびり過ごすひととき、森の奥で味わうスイーツの午後。今月も心ときめく出会いがありました。]]>

軽井沢も夏真っ盛り。

太陽がじりじりと照りつける日も、時おり吹き抜ける風は爽やか。不思議と、その暑さまで心地よく感じます。

短い夏を謳歌するように、7月もあちこちへ出かけました。

「つきいち喫茶」は、月に一度の“お茶のじかん”の記録。

そのひと月のあいだに出会った、すてきなカフェとのひとときを、写真とともに綴っていきます。

さて、7月はどんなカフェに出会えたでしょうか。


SHOZO COFFEE KARUIZAWA(ショーゾーコーヒー軽井沢)

中軽井沢の複合施設「Karuizawa Commongrounds」内、那須塩原発の人気カフェ「SHOZO COFFEE」の軽井沢店。

「軽井沢書店 中軽井沢店」に隣接する、おしゃれで開放的な空間です。

ナチュラルガーデンを望むテラス席には、やわらかな風が吹き抜け、のんびりとした時間が流れます。

この日はラストオーダーぎりぎりの訪問。

いつもは賑わう店内も、夕方は席に余裕があり、落ち着いて過ごせました。

お目当ての軽井沢限定「チョコとくるみのシュークリーム」が残っていてラッキー♪

カフェラテと一緒にいただきました。

帰りには深煎りのコーヒー豆とクロワッサン、パン・オ・ショコラをお持ち帰り。SHOZOの味を翌朝も楽しみました。

カリカリのシューには、チョコチップとくるみ。中には、とろりカスタード入り
ショーケースにはクロワッサンやパン・オ・ショコラが並びます
大きな窓と木の温もりが調和した洗練空間
深煎り「DARK ROAST BLEND G4」をおみやげに

コーヒーは大きなカップでたっぷり楽しめるのが嬉しい。
スコーンやパン、スイーツはどれもコーヒーにぴったり!

SHOZO COFFEE KARUIZAWA(ショーゾーコーヒー軽井沢)

📍長野県北佐久郡軽井沢町長倉鳥井原1690-4 コモンクラウンズ内
🚗 車で約3分

🚶中軽井沢駅から徒歩約19分

🕒 営業時間:9:00〜17:00(季節により変動あり)
📅 火曜日定休
🅿 駐車場あり

🗺 Googleマップで見る
🔗 公式Instagramはコチラ

7/18にコモングラウンズ内に、焼き菓子のお店『SHOZO KARUIZAWA OVEN』が2店舗目としてオープン。

でも16時までの営業で間に合わず…今度こそ行きたいな」

JOULU TONTTU(ヨウル トントゥ)

御影用水の上流沿い、木立の中にひっそりと佇むカフェ。

アンティーク家具や小物が並ぶ店内は、まるで物語のワンシーンのようで、細部まで美しいセンスとこだわりがあふれています。

そんな空間に身を置くだけで、もう夢見心地に。

このカフェでいただけるのは、名物の焼きたて「スフレパンケーキ」。

熱々のうちに頬張れば、夏の午後が一層甘く感じられます。

ほろ苦い「大人プリン」や「ジェラート」、「季節のフルーツのコンポート」を添えて、味の変化も楽しみました。

焼きたてのスフレパンケーキは、アツアツ・ふわふわ!
彩りも味わいも贅沢な、たっぷりのスイーツと一緒に
森の光が差し込む、窓辺のテーブル席でゆったり
クッションにも心くすぐられる、やさしい色合いのソファ席

またすぐにでも行きたくなる、ときめきでいっぱいのカフェです!!

カフェの詳しい紹介は別記事でも!
🔗ちょっとディープな軽井沢 〜森のランチと隠れ家カフェ

JOULU TONTTU(ヨウル トントゥ)
📍 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢町長倉 5429
🚗 軽井沢駅から車で約15分
🕒 完全予約制・営業日は不定期(Instagramで告知)
🅿 駐車場あり

🗺Googleマップで見る
🔗 公式Instagramへ
🔗 公式ホームページへ


📝 Googleマップでは行き止まりの道に案内される場合があります。公式ホームページのアクセス案内を事前にご確認いただくのがおすすめです。


真夏の光と鮮やかな緑の中で、7月も心地よいカフェ時間を過ごしました。

来月もまた、心ときめく素敵なカフェにたくさん出会えますように。


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[PR]旅先のカフェや風景を、もっと楽しむための小さなガイドブック軽井沢や信州のおでかけにぴったりです📘

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ちょっとディープな軽井沢 〜森のランチと隠れ家カフェhttps://miyoshimimosa.com/20250803-karuizawa-hideout/6632/Sun, 03 Aug 2025 23:00:00 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6632

森の中のピザ屋さんと、とっておきの隠れ家カフェへ。 観光地から少し離れた場所で、“ちょっとディープな軽井沢”を味わう休日になりました。]]>

「ヨウル トントゥ」
地元の方に教えてもらって、ずっと行ってみたかったカフェです。

営業日が限られていることもあり、実際に訪れるまでに1年近くかかってしまいましたが、おとぎ話の中に迷い込んだような世界観が忘れられず…。

それ以来、また行けたらと、そっと思い続けていました。

その話をカフェ好きの友人にしたところ、「行ってみたい!」とすぐに話が弾みました。

ちょうど予約開始のタイミングが近かったので、申し込んでみたところ、運よく予約がとれました。

せっかくの機会なので、「どこかでランチもできたらいいね」という話になり、ふたりで気になっていたピザ屋さん「リアエウ」へ行くことに。

焼きたてのピザを楽しみに、少し早めに出発することにしました。

森の中で、焼きたてピザを味わう休日ランチ|LIAEU

国道18号線から小さな道へ入り、車一台分ほどの細道をゆっくり進んでいくと、木々に包まれるようにして、小さなお店が現れます。

木漏れ日の先に現れる、絵本の中にあるような森のピザ屋さん
緑にとけこむ、森の中のウッドハウス

これまではテイクアウトのみでしたが、今回は念願のイートイン。

焼きたての熱々ピザを森の中で味わえると思うと、期待がどんどん高まっていきます。

早速、タープの張られたイートインスペースへ。

木陰とそよ風が自然のクーラーみたいに心地よく、テーブルに座るだけで、ちょっとしたガーデンパーティのような気分になります。

森の中ってこんなに涼しいのね〜

手描きの黒板メニューとにらめっこ。どれもおいしそう〜

メニューを見ながら、ふたりであれこれ悩んで「ビスマルク」と「季節限定メニュー夏野菜のピザ」をひとつずつ、シェアをしていただきます。

ドリンクはスパークリングウォーターとアプリコットサイダーそれぞれ注文。

木のテーブルで待つ時間も、なんだか楽しくて、ウキウキ。

森の中で、ワクワクしながら焼き上がりを待つ時間

まずは、卵とモルタデラハム、マッシュルームにバジルものった「ビスマルク」が焼き上がりました。

黄身がとろりと広がって、ハムのやさしい塩味とコクのあるチーズの旨味がじんわりと口に残ります。

もう一枚は、ズッキーニやパプリカなど、夏野菜がたっぷりのったピザ。

夏野菜のピザは、旬のズッキーニやパプリカがみずみずしく、ベシャメルとの相性も抜群でした。

生地はパリッと軽やかで、もちっとした食感も

イートインでのみいただける「ビスマルク」
旬の野菜が彩る「夏野菜のPizza(ベシャメルソース)」

この後、特製スイーツが待っているので抑えめにしようと言い合っていたのに、気づけばふたりともぺろりと完食。

この心地よい空間で食べられる“熱々の焼き立て”は、やっぱり格別でした。

帰り際には、お土産用に3種類のピザをテイクアウト。

カウンターには、お持ち帰り用のピザが。奥のピザ釜にも注目

お店の方の、明るくてやさしい笑顔も印象的で、こちらまで思わず笑顔になってしまいました。

奥にも屋根付きのスペースがあり、夏のひとときを楽しむ人の姿も

隠れ家カフェでスフレパンケーキを|JOULU TONTTU(ヨウル トントゥ)

ランチを終えたあとは、いよいよ本日のメインイベント。

ずっと訪れたかった、完全予約制のカフェ「ヨウル トントゥ」へ向かいます。

7月の営業日はこの日だけ。予約できるのは、わずか8席という特別感です。

緑あふれる浅間山麓、御影用水の上流沿いに、ひっそりと佇む隠れ家のようなお店です。

物語のはじまりを告げるような、ワクワクするカフェの入り口

2年ぶりの訪問でしたが、やっぱり素敵でした。

アンティークの家具や調度品、装飾のひとつひとつが、まるで物語のワンシーンのよう。

どこを切り取っても、まるで絵画のような空間。「ここにいる時間」そのものが、贅沢に感じられました。

物語の中のような店内。アンティーク家具が美しく

窓の向こうに広がるウッドテラスや緑のお庭もまた美しく、軽井沢の別荘に招かれたような、特別な気分にさせてくれます。

窓の外には緑あふれるお庭とテラス。別荘のような雰囲気
アンティークの家具や小物に囲まれて、うっとりしたりドキドキしたり
細部まで美しいセンスとこだわりがあふれています

そして何より、お店の方の上品で穏やかな笑顔。あたたかな気配りに、気がつけば、心からくつろいでいました。

こちらでいただけるのは、名物の「スフレパンケーキ & 大人のプリン+季節のトッピングプレート」。

大人気の「大人のプリン」やミルクジェラート、フルーツのコンポートなどが盛り合わされ、このお店でしか味わえない、とっておきが、ひと皿にぎゅっと詰まっています。

魅力あふれる店内を眺めながら、パンケーキの焼ける甘い香りに包まれて… 待っている時間までもが、幸せなひとときに。

ほわっほわのスフレパンケーキの登場に「わぁ❤」と思わず声が出ます

ぐりとぐらのパンケーキみたい〜♪

スキレットで焼かれたまま運ばれてくるスフレパンケーキは、熱々でふわふわ。

香ばしい表面にナイフを入れると、ほわっと甘い蒸気が立ちのぼり、空気のように軽やかな生地が、そっと口の中でほどけていきます。

目にした瞬間から、甘い幸せに包まれるスイーツのプレート。

どれも手をかけたやさしさが伝わってきて、どれも、それぞれに美味しかったなぁ。

中でも「大人のプリン」は、ほろ苦いカラメルと、ほどよい硬さのなめらかな口あたり。 ふっくら香るラムレーズンと、香ばしいキャラメリゼナッツの風味が重なって、シンプルながら深い味わいに。

細やかな工夫が光るスイーツたち

パンケーキをそのままを楽しんだり、スイーツを少しのせてみたり、コンポートやジェラートを合わせてみたり…

気ままに味の変化を楽しめるのも魅力でした。

最後までふわふわのパンケーキ、しあわせ気分が続きました

ドリンクは、私はアイスコーヒー、友人はアイスチャイを。

見た目も可愛くて、夏の午後にぴったりの一杯

穏やかな時間がゆっくりと流れるなか、会話も弾み、こころゆくまで軽井沢を楽しんだ午後になりました。

お店の前を流れる御影用水上流と緑がさらに素敵な世界観を演出

「実はあまり人に教えたくないな…」と思ってしまうほど、ときめきがぎゅっと詰まった、とっておきのカフェです。


森の中のピザ屋さんと、麗しの隠れ家カフェ。

どちらも観光地の中心から少し離れていて、通な人が知っている“ちょっとディープな軽井沢”を味わえた、贅沢な一日になりました。

軽井沢には、まだまだ心惹かれるお店がたくさんあります。

なかでも追分エリアには、気になりつつもまだ足を運べていない場所が多く、これから少しずつ、巡っていけたらと思っています。

📅 撮影日:2025.7.29

Ristorante LIAEW(リアエウ)
📍 長野県北佐久郡軽井沢町長倉5360-1
🚗 軽井沢駅から車で約12分
🕒 11:00~未定(17:00くらいまで)
📅 定休日:日曜・臨時休業あり(公式サイトで要確認)
🅿 駐車場あり
🗺Googleマップで見る

🔗 公式ホームページへ

📝 店内利用時はお手洗いのご利用ができないため、事前にお済ませいただくことをおすすめします

JOULU TONTTU(ヨウル トントゥ)
📍 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢町長倉 5429
🚗 軽井沢駅から車で約15分
🕒 完全予約制・営業日は不定期(Instagramで告知)
🅿 駐車場あり

🗺Googleマップで見る
🔗 公式Instagramへ
🔗 公式ホームページへ


📝 Googleマップでは行き止まりの道に案内される場合があります。公式ホームページのアクセス案内を事前にご確認いただくのがおすすめです。


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[PR]📚 この記事のカフェのように、緑に囲まれたお店が好きな方へ。

信州の森にたたずむカフェやレストランを集めた、眺めるだけでも楽しい一冊です。

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白糸の滝のライトアップへ 〜光と闇、幻想の夏の夜https://miyoshimimosa.com/20250730-shiraito/6612/Thu, 31 Jul 2025 03:00:53 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6612

夏の軽井沢の涼しい夜、ライトアップされた白糸の滝へ。東京から来た友人とともに歩いた夏の夜。 光と水と森が織りなす幻想的な風景に、思わずため息がこぼれました。]]>

東京から遊びに来てくれた友人と、夜の白糸の滝へ。

ちょうど2025年夏のライトアップが始まったばかりで、運よく開催日に重なっていました。

「こんなイベントもあるんだよ」と紹介してみたら、「行きたい!」と即答♪

さっそく車を走らせました。


夜7時15分からのライトアップに合わせて、薄暗くなっていく白糸ハイウェイを15分ほど。

滝の入り口に着くと、思っていた以上に車が多くて、駐車場の下の方はすでにいっぱい。年々、人気が高まっているのを感じます。

この日は曇りがちで、気温もそれほど上がらなかったけれど、夜の滝のそばは思っていた以上にひんやり。

長袖を羽織っている人も多く、友人も「夏じゃないみたい!」とびっくり。軽井沢の夏らしい涼しさが、そこにありました。

遊歩道の足元には、灯りが道に沿ってずっと続いていて、滝へとやさしく導くように、光の帯が浮かび上がっていました。

緑の木々がライトに照らされてやさしく揺れ、幻想の森へと誘われるようです。

「わあ、すごい…!」と、友人が立ち止まり、そのムードに感激していました。

まだほんのり明るさが残る空の下、ライトに照らされた遊歩道とせせらぎの音。

わたしも何度か来ているけれど、この遊歩道の景色は毎回ちょっと感動します。

白糸の滝の入り口にある二段の滝もとても印象的。光をまとった水の流れが幻想的に浮かび上がっていて、友人も思わず見入っていました。

滝の前では、たくさんの人がプロジェクションマッピングの開始を待っていました。7時20分から、約10分間ずつ映像と光と音のショーが始まります。

白糸の滝が、まるで大きなスクリーンのように変わっていく魔法のような時間。

蛍が飛んだり、雪が舞ったり。色とりどりの光が水に映って、森の景色が一瞬ごとに表情を変えていきます。「うわぁ、きれい…!」と、思わず声がもれるほどでした。

動画はこちら⬇

短いですが、雰囲気が伝わるかな

初めて見る友人も、その綺麗さに満足してくれました。

今度は、昼間の滝にも連れて行きたいな。
残念ながら、茶屋も閉まっていたしね。

🌌 軽井沢・白糸の滝 真夏のライトアップ 2025

📅 開催日:

2025年7月25日(金)〜8月10日(日)8月15日(金)〜8月31日(日)
※期間中の金・土・日に開催

*詳しくは公式HPで確認ください

🕒 点灯時間:
7/25〜8/10 → 19:15〜21:00
8/15〜8/31 → 19:00〜21:00

🎫 入場無料・駐車場無料
※白糸ハイランドウェイの通行料が必要です

🚗 アクセス:公共交通機関なし/車またはタクシーで

🔗 Googleマップで見る

📅 撮影日:2025.7.27

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夏の軽井沢、くっきり晴れてお散歩日和https://miyoshimimosa.com/20250723-natsubi/6562/Wed, 23 Jul 2025 10:15:01 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6562

梅雨が明けた軽井沢。浅間山の稜線までくっきりと見えた夏の日、爽やかな光と風の中を歩いた記録です。]]>

梅雨が明けて、軽井沢の空気が一気に変わりました。

それまでうっすらかかっていた霞がすっと晴れて、まるで水槽の中にいるような、澄んだ世界が広がっていたんです。

この日は参議院選挙の日。午前中に用事を済ませて、お昼前に投票へ。

空を見上げると、「今日は浅間山がくっきり見えてる!」と、思わず声が出てしまいました。

風景があまりにもきれいで、ちょっとびっくりするほどでした。

濃い夏色の空。ジリジリと照りつける太陽。

その光を受けて、草木の緑が一段と鮮やかに見えました。

地面に映る光と影のコントラストもくっきりしていて、まさに「これぞ夏!」という風景です。

日向にいるのが辛いくらいの暑さでしたが、あまりの景色のきれいさに心が動いて、「もう少し見ていたいな」と思って、真夏の陽ざしの中を散歩することにしました。

まずは、矢ヶ崎公園をぐるりと歩いてみることに。

そこには、夏らしい明るさと勢いを感じる景色が広がっていました。


私にとって浅間山は、ちょっと大げさかもしれませんが、富士山のような存在かもしれません。

きれいに見えた日は、毎回「おぉー」と感動してしまうんです。

この日も、稜線までくっきりと見えていて、本当にきれいでした。

裾野は濃い緑色。雪のない時は赤っぽく見えることが多い頂上付近も、ほんのり緑がかっていて、そこにも夏らしさを感じました。

山肌に映る雲の影も、また絵のように美しかったです。

池に映る空と浅間山。風がそよぎ、清々しいひととき。

空気は乾いていて、さらりとしていて、風は軽やか。

少しだけひんやりとした感覚があって、日陰に入るとちょうどよくて、気分も爽快まさに、夏の軽井沢ならではの心地よさです。

池のまわりの並木道では、ベンチに座って休んだり、木陰で涼んでいたり― 人それぞれの過ごし方で、夏の軽井沢を楽しんでいる様子がありました。

町が少しずつにぎやかになっていく気配に、「いよいよ夏本番だな」と感じました。

もっと夏の風景を味わいたくて、今回も水辺から水辺へ。

次は、雲場池を目指します。

夏の日差しを受けて、輝く緑。

葉の影が、歩道にくっきりと模様を描いて、思わず見とれてしまうような美しさです。

夏の光の強さを感じながらも、歩いているだけで体いっぱいに清涼感を味わえます。

これが軽井沢の夏らしさだな、と改めて感じつつ、ゆっくりと風景を楽しみながら歩きました。

雲場池に着くと、そこにも緑と青の鮮やかな世界が広がっていました。

水面に映る空が本当にきれいで、しばらく立ち止まって眺めてしまいました。

風が通り抜けて、池にさざなみ。涼やかな風景に心ほどけます。

汗ばむ暑さの中でも、時おり吹く風にふっとひと息。

町の通りには車も増えてきて、いよいよ軽井沢の夏が始まったなという印象。

お盆が近づけば、離山通りは大渋滞になる日も多くなりますね。

📅 撮影日:2025年7月20日

この日以降、ここまでスッキリと晴れた日はまだありません。しっかり散歩できてよかったな☀


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【つきいち喫茶|6月便り】雨の合間に、三つのカフェでhttps://miyoshimimosa.com/tsukiichi-202406/6486/Mon, 14 Jul 2025 14:09:08 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6486

雨の合間に訪れた、6月のやさしいカフェたち。 森にひっそりと佇むテラスや、しっとりとバラの咲く英国風ティールーム。 今月から始まった「つきいち喫茶」、第一便です。]]>

雨の合間に訪れた、6月のカフェたち。

今月から、小さな連載をはじめてみることにしました。

その名も「つきいち喫茶」。

月に一度、自分のペースで綴る“お茶のじかん”の記録です。

毎月、そのひと月のあいだに訪れたカフェの中から、心に残った場所をいくつか選んで、写真とともに、その素敵さをお届けできたらと思います。

さて、6月はどんなカフェと出会えたでしょうか。


hermetic earth cafe (ヘルメティックアースカフェ)

浅間山のふもと、森にひっそりとたたずむ、週末だけ開かれる小さなカフェ。

“秘密の花園”のようなナチュラルガーデンが広がり、心ときめく風景に思わずうっとり。

店内のしつらえも素敵で、どこを見ても絵になる空間です。

テラス席やお庭の椅子にも自由に座れます。

ときめきが止まらなくて、歩き回りながら写真をたくさん撮ってしまいました。

発酵バター・国産小麦・甜菜糖で作られた自家製マフィンをふたつ、ショーケースから選び、アイスカフェオレと一緒にいただきました。

お庭を眺めながらのひとときに、時間が経つのを忘れてしまうほどでした。

甘い系と食事系のマフィンがショーケースに並びます
自家製マフィンとアイスカフェオレで楽しいおしゃべり
まるで物語のはじまりのように、静かに、やさしく迎えてくれます
池のまわりには草花がゆれて、穏やかな時間が流れていきます

どこを見てもかわいくて、どの席にしようか迷ってしまうほどでした

hermetic earth cafe(ヘルメティックアースカフェ)

📍長野県北佐久郡軽井沢町追分1764-8
🚗 軽井沢駅から車で約20分

🕒 営業時間:7:30〜16:00
📅 営業日:金・土・日(週末限定・臨時休業あり)
🅿 駐車場あり

🗺 Googleマップで見る
🔗 公式Instagramはコチラ

※細い林道を進んだ先にあるため、Instagramに掲載の地図を事前に確認するのがおすすめです。
※天候によっては営業日・営業時間の変更やお休みもあるため、事前チェックを。

GAFLO Cafe

せせらぎの流れる森に面したオープンテラスで、心ほどけるカフェ時間。

この日はパラパラと雨が降ったり止んだりのお天気でしたが、シェードのおかげでテラス席も快適。

こちらは店内席がなく、森と一体になれるテラスのみのスタイル。

しっとりとした森の風景がむしろ心地よくて、雨の日ならではの風情を楽しみました。

いただいたのは、フラワーフィールドプレート。

ミニブーケが添えられた可愛らしい一皿で、ビーガンマフィンとGAFLOブレンドのコーヒーをゆっくりと。

やさしい甘さに心もほぐれる午後のひとときでした。

有機きび砂糖を使ったマフィンはプレーンと紅茶のお味
木のぬくもりとメルヘンな空気感、さりげない飾りにもキュン
清流とに面した開放感あふれるテラス席
緑や花の植栽が自然と溶け込んだ、お花屋さん併設のカフェ

晴れの日も素敵ですが、雨の日だからこその静けさと緑の美しさに出会えました

GAFLO Cafe(ガフロ カフェ)

📍 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1581-3(GATE Flower FIELD併設)
🚗 軽井沢駅から車で約15分
🕒 営業時間:10:00~17:00
📅火曜定休(火曜祝日は営業)
🐾 ペット同伴可(テラス席)
🅿 駐車場あり
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🔗 公式Instagramはこちら

※営業日・営業時間は変更になることがあります。最新情報はInstagramをご確認ください。

ELEVENSES TEA ROOMS

バラが咲き誇るローズシーズンのレイクガーデン。

その一角に、そっと寄り添うように建つ英国風のティールーム。

この日はあいにくの雨模様でしたが、窓の外に広がるしっとりとした庭園を眺めながら、名品のスコーンと紅茶でゆったりと。友人は、スコーンと並ぶ定番のキャロットケーキをチョイス。

静かな午後のティータイムを楽しみました。

紅茶とスコーンで、静かな午後のティータイム
友人が選んだキャロットケーキ、スパイスの香りがふんわりと
雨に濡れたバラがしっとりと咲くレイクガーデン

カフェの詳しい紹介は別記事でも
🔗バラの香りに包まれて、雨粒きらめく「軽井沢レイクガーデン」

何度訪れても「やっぱり好きだな」と思える、お気に入りのティールームです

ELEVEN’SIS Tearooms(イレブンシス ティールームス)

📍 長野県北佐久郡軽井沢町発地342-59(軽井沢レイクガーデン内)
🚗 軽井沢駅から車で約10分
🕒 営業時間:10:00〜17:00 (L.O. 16:30)
📅火曜定休
🗺 Googleマップで見る
🔗 公式Instagramはこちら

🔗 公式サイト
※最新の営業日や天候による変更などは、レイクガーデン公式サイトまたはInstagramをご確認ください。


6月の空模様に合わせるように、静かでしっとりとした空気感を味わうことができたかな。

来月もまた、心ほどけるようなカフェに出会えますように。


ここまで読んでくださったあなたに感謝を込めて… よい一日を。

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朝の光と白い花とhttps://miyoshimimosa.com/20250701-whiteflower/6465/Tue, 01 Jul 2025 23:00:00 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6465

梅雨明け前の軽井沢で、やさしい光に誘われて歩いた朝の散歩道。 ヤマアジサイ、夏椿、ヤマボウシ…静かな白い花たちに出会いました。 ]]>

梅雨らしくない6月があっという間に過ぎ、7月が始まりました。

こちらではまだ梅雨が続いているようですが、空は晴れて、気温も高くて――もう夏が来たみたいな日々が続いています。

それでも「7月に入った」と思うと、いよいよ夏が来たんだなぁと、心のどこかがふっと熱を帯びるような…

なんでしょう、夏休みが始まる前のワクワクに少し似た気持ち?

そんな気分に背中を押されて、今朝は久しぶりに早起きして、朝の散歩へ出かけてみました。


外に出ると、ひんやりとした空気が心地よくて、陽ざしもまだやわらか。

透き通るような朝の光が、いつもの風景をより繊細に、美しく見せてくれます。

この時間だけの特別な空気に包まれると、早起きしてよかったなぁと思えてきます。

ゆっくり歩く時間はなかったけれど、少し早足でいつものコースを。

矢ヶ崎公園から雲場池をぐるりとまわって、ふたつの水辺をひとまわりです。

矢ヶ崎公園では、朝の光が木々をやさしく照らしていて、清々しい空気が広がっていました。

道ばたでは、白いヤマアジサイがあちらこちらで花を咲かせていて、通りをふちどるように風にゆれています。

この花を見ると、夏が来たんだなぁと感じるようになりました。

高原の風景によく似合う、涼やかで、どこか奥ゆかしい花です。

庭先では、夏椿の花が咲いているのを見かけました。

ころんとした白い花びらに、黄色がふんわり。かわいらしくて、どこか風流な雰囲気が好きです。

木の上では、ヤマボウシの花もまだ元気に咲いています。

そんな白い花たちが、軽井沢の夏には、やっぱりよく似合います。

📅 撮影日:2025.7.1

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パエリアと鉄板オムレツ 〜スペイン食堂 ファミーラでhttps://miyoshimimosa.com/20250630-familla/6450/Mon, 30 Jun 2025 15:22:59 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6450

久しぶりのスペイン料理に心躍る休日。 佐久の「スペイン食堂ファミーラ」で、手づくりの味とあたたかな空気に包まれて、ゆったりとランチを楽しみました。]]>

少し前の休日のこと。

佐久まで買い物に行く用事があって、せっかくなら休日らしい楽しいランチを…と、お店を探していました。

そのとき、夫がふと思い出したのが「スペイン食堂ファミーラ」さん。

以前、岩村田商店街を車で通ったときに、「ここ、気になってたんだよね」と話していたお店です。

駐車場の場所が心配だったので、念のためお店に電話でたずねてみました。

丁寧に案内してくださって、その対応のやさしさに、すでにほっとした気持ちに。


お店に入ると、にこやかなマスターと奥様が迎えてくださり、店内は明るくて木のぬくもりにあふれた空間。

ほんのり異国の香りが漂っているのに、不思議とくつろげる、そんな空気でした。

この日は、久しぶりのスペイン料理ということもあって、ふたりともコースを注文。

ちょっとだけ贅沢気分のランチです。

夫は「メディオコース」。前菜からポタージュ、パエリア、肉料理、デザートまでしっかり楽しめる内容。

私はパエリアがメインのコースに、+400円でデザートをつけてみました。

夫の前菜盛り合わせは、目にも楽しいひと皿。

ウッドプレートに彩りよく並んだのは、旬の野菜サラダに海鮮マリネ、キャロットラペ、生ハムのポテトサラダ巻きなど。

サラダに添えられていたのは、なんとイチゴと玉ねぎのドレッシング。フルーティーで甘酸っぱくて、なんとも新鮮な美味しさでした。

「イチゴのドレッシングは、そろそろ終わりなんです」と奥様が教えてくださって、季節ごとに変わる味わいが楽しめるのも嬉しいところです。

そしてスペイン風のオムレツも。

このオムレツが、鉄板にのってあつあつの状態で運ばれてきて、とても可愛らしかったんです。ふっくらとした卵に、アボカド・玉ねぎ・ブロッコリーと、具材もひとひねり。

ポタージュは新玉ねぎのスープ。

これがまた、感激するほどの甘さとやさしさ。口の中でふわっと広がる、初夏らしい味わいに思わず顔がほころびます。

メイン料理は、イベリコ豚のソテー。

ふっくらと柔らかくて、バルサミコソースの甘酸っぱさがぴったり。赤ワインが欲しくなるような、しっかりとした一皿でした。

そしてお楽しみのパエリアは、私はインスタグラムのフォロワー限定「イカ墨パエリア」。

イカ墨、好きなんです。

黒々とした見た目にウキウキ、出汁のうまみがぎゅっと詰まっていて、軽やかで上品な味わい。

夫は「海の幸のパエリア」を選びましたが、こちらも具だくさんで、旨味たっぷり。大満足の一皿でした。

食後のデザートは、エッグタルトとバスクチーズケーキ。

バスクチーズケーキを見つけると、頼んでしまう病発病です(笑)

どちらも甘すぎず、手づくりの温かみが感じられるやさしい味わい。コーヒーとともに、ゆっくり楽しませていただきました。

爽やかなコクのバスクチーズケーキ
サクサクとろりのエッグタルト

どのお料理も、地元の野菜や素材を生かした手づくりの味。

やさしくて、でもちゃんと芯のある味わいに心もお腹も満たされて、「また食べに来たいね」と、帰り道で自然と話していました。

佐久でスペイン料理が食べたくなったら、またきっとここへ。

そんな“わが家の定番”にしたいお店です。

📅 撮影日:2025.6.20

スペイン食堂 FAMILLA
📍長野県佐久市岩村田777
🚶JR岩村田駅から徒歩約8分
🕒モーニング(土日のみ・完全予約制)8:30〜9:30(L.O.)
  ランチ 11:00〜14:00(L.O.)

  ディナー 17:00〜20:00(L.O.)

📅 定休日:月曜・第1・3・5日曜(変動あり、Instagramでご確認を)
🅿 駐車場あり(詳細はお店の方にご確認を)
🥡 テイクアウト可(ランチBOX・オードブルなど対応)
🔗 Googleマップで見る
🔗 Instagramを見る

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一本うなぎでお疲れ様の夜 〜うなぎ四代目菊川にてhttps://miyoshimimosa.com/20250623-kikukawa/6415/Tue, 24 Jun 2025 09:39:48 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6415

6月のある晩、夫婦で訪れた「うなぎ四代目菊川」。 香ばしい炭火焼きの一本うなぎに、すっかり夢中になったごほうびの夜でした。]]>

6月のはじめ、夫の仕事の山場が無事に終わった日の夜。

この2ヶ月、ちょっと大変だったので、ささやかな打ち上げディナーへ行ってきました。

とっても美味しかったので、「これはぜひ紹介したいな」と思いながら、その日のことを思い出しています。


向かったのは、旧軽井沢銀座通りの奥にある「うなぎ四代目菊川」。

今年の4月2日にオープンしたばかりのお店で、実はその開店日にも、偶然前を通っていたんです。

炭火の香りが通りまでふわっと漂ってきていました。

あの日から、いつか行きたいね、と話していた念願のお店です。

こちらのお店は、名古屋のうなぎ問屋が手がける関西風の炭火焼きうなぎ専門店。ちょっと珍しい「直焼きスタイル」。

ちょっとお疲れ気味だったうなぎ好きな夫の目がキラリと光り、私もちゃっかり便乗してごほうびごはん。わくわくしながらこの日を迎えました。

予約して出かけた土曜の夕べ。テーブル席はほぼ満席、カウンターにもしばらくするとお客さんが。

2階には個室もあるそうで、静かに食事を楽しむ方の姿がちらほら。

落ち着いたモダンな空間でゆっくり食事が楽しめそう。期待がぐっと高まります。

窓の向こうには緑がのぞいて、軽井沢らしい大人の雰囲気
広めのカウンター席で、ゆったりくつろげます

案内されたのはカウンター席。

目の前でうなぎが焼かれていく様子をライブで見られる特等席です。

炭火の上で、職人さんが大きな一本うなぎを何度も返しながら、じっくりとそして豪快に焼いていきます。

炭火の上でじっくり焼かれていく一本うなぎ

香りと火のゆらめきに包まれて、どんどん食欲が高まっていきます。

ふわっと広がる炭火の香ばしさに、思わずクラクラしてしまいました。

炭火の上で、表も裏も何度も返して、丁寧に

私は「蒲焼 一本重」を、夫はちょっと豪華に「軽井沢御膳」。

うなぎの蒲焼に加えて、天ぷらやお造りもセットになった、特別な日のごちそうです。

さらに、「鰻巻き」も追加。

ふんわり玉子に包まれた香ばしいうなぎ… これって、なんでこんなに幸せな味なんでしょう。

お好みでタレと山椒をかけていただきます

「蒲焼 一本重」がやってきました。

蒲焼 一本重・小鉢・肝吸・漬物

頭から尻尾まで一本まるごと、すごい迫力です。

外側はカリッと香ばしくて、中は驚くほどにふっくら。

肉厚の身は、とろりととろけるようなやわらかさで、炭火の香りとともに旨みが口いっぱいに広がります。

カリカリなのに、ふわふわ!

新しいうなぎ体験に感激♪

関東風のとろけるうなぎも大好きだけど、しっかり焼かれたこの関西風にはまた別の魅力が。

「うなぎは魚なんだって改めて感じるね」なんて言い合いながら、ひと口ずつ味わいました。

香ばしく焼かれた身の味わいと、凝縮された旨みの重なりに、すっかり夢中になってしまいました。

端っこはさらにカリッと、クリスピーな香ばしさに

テーブルの上には「追いダレ」用のうなぎのタレが置かれていて、好みに合わせて追加します。

そして驚いたのは、山椒が2種類も用意されていたこと。

ひとつは一般的な粉山椒。そしてもうひとつは、丸ごとの粒山椒をミルで挽くスタイル!

挽きたての山椒は、華やかでピリピリッと痺れる辛味と、爽やかな香りがふわっと広がって─ 香ばしいうなぎの美味しさが、さらに豊かに感じられました。

粒山椒、すっかり気に入ってしまいました。

粒山椒が入ったミルも用意されたテーブルセット

タレはさらりとしたタイプで、ほんのり甘みがありながらもすっきり。

ご飯は少しかためでしたが、たぶん軽井沢の水や気候も関係しているのかな。

口に運ぶたびに幸せな美味しさを噛み締めながら、最後までペロリといただきました。

大満足のボリームでしたが、ペロリ。心もお腹も満たされました〜

夫が頼んだ「軽井沢御膳」はさらにボリュームたっぷりで、どのお品も完成度が高くて、一品一品に満足感がありました。
特にお刺身は絶品だと喜んでいました。

軽井沢御膳の一品/お造り
軽井沢御膳の一品/天ぷら
信州の地酒と共に

「次はひつまぶしで楽しみたいね」と夫婦で意見が一致。

初回なのでうな重をしっかり味わいたかったけれど、炭火焼きのカリカリ感は、たしかにひつまぶしにもぴったり合いそうです。

軽井沢でこんな本格的な関西風うなぎが味わえるなんて、すごいこと。

山の中でいただくうなぎ、なかなか良いものですね。

店長さんによると、ディナーよりもランチのほうが比較的空いているそうですよ!

またひとつ、軽井沢でお気に入りのお店ができました。観光の方にもぜひ味わってみてほしいなと思います。

※この写真は2025年4月2日のオープン日に撮影したものです

軽井沢 うなぎ四代目菊川
📍長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢688-3(旧軽井沢銀座通り)
🚗軽井沢駅から車で約6分/🚶徒歩約25分
🕒 営業時間:11:00〜15:00、17:00〜21:00

📅 不定休(公式サイト・予約ページで確認を)

🅿駐車場あり(台数に限りアリ)

🚭 全席禁煙
🔗 Googleマップで見る
🔗 公式サイト(全国版)

※2025年6月撮影時のメニュー写真を載せています。価格の目安としてご参考までに

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ふわ雲と潤う緑と 〜朝の雲場池さんぽhttps://miyoshimimosa.com/20250616-fuwakumo/6344/Tue, 17 Jun 2025 07:31:19 +0000https://miyoshimimosa.com/?p=6344

梅雨の晴れ間に歩いた、朝の雲場池。空に浮かぶ雲、水辺の静けさ、そして苔と草花たちに癒された時間。]]>

梅雨の晴れ間となった、月曜日の朝。

…とはいえ、梅雨はどこへやら。

軽井沢も今週はずっと晴れ続きのようで、もう夏のような陽気になりそうです。

昨日はそこまで暑くはなかったけれど、朝はやわらかな陽ざしが差し込んで、時間と共に暑くなりそうな気配がありました。

気温が上がる前に…と、雲場池まで、ちょこっとだけ散歩してきました。

空にはちぎれ雲がふんわりと浮かび、その合間から、太陽がきらりとのぞいています。

やさしい光に照らされた池のまわりは、日に日に深まる緑に包まれて、どこを見てもきれいでした。

夏休み前のこの時期は、軽井沢も少しだけ静かめ。

観光客の姿も少なくて、雲場池の遊歩道も、ゆったりとした空気が流れていました。


入り口近くにある「雲場亭」。

最近は、大きなパフェの看板が出ていて、通るたびについ目がいってしまいます。

でも、なかなか立派なごほうびスイーツで… 今のところは眺めるだけにしておきます。

2階からは池を見渡すことができて、雲場池の散策ついでに立ち寄るにはぴったりの、雰囲気のいいカフェです。

今日はテラス席がとくに気持ちよさそうでした。

池のまわりを歩いていると、どこからか「ミョーキン、ミョーキン」「シャー、シャー」。カエルの合唱のような、不思議な声が聞こえてきました。

エゾハルゼミの鳴き声です。

軽井沢では、6月の中旬ごろから聞こえはじめる、初夏の音色。

この声を耳にすると、「ああ、今年も夏がやってきたなぁ」と、しみじみ感じます。

何度も訪れている雲場池だけれど、季節や天気によって、見える景色は毎回ちがっていて、気がつけばまた、カメラを向けてしまうんです。

今日は、空の表情と水面にやわらかく映る光と、モフモフと元気な緑が合わさって、とっても素敵でした。

遊歩道のあちこちでは、小さな草花たちが元気に咲いていました。

エゴノキの白い花は、風に揺れる姿が鈴のようで、なんとも可憐。

二人静は、すっと立つ姿に品があって、ひっそりと目を惹きます。

マムシグサは、少し小ぶりで淡い紫色。ちょっと不思議だけど、どこかかわいらしい雰囲気。


帰り道では、これまでの雨をたっぷり吸った苔たちがふっくらと元気いっぱい。

これからの季節、雨が降るたびに、いきいきと育っていくんですよね。

「今ごろは、あのお庭もいっそう緑がきれいなんだろうなぁ…」と、ふと立ち止まると、お庭を眺めながらお茶をいただいたときの景色が浮かんできて、あの時の美しさを思い出しました。

☕ カフェ ラフィーネの苔庭については、こちらの記事でご紹介しています

▶初夏の軽井沢、美しい苔庭を眺めてカフェタイム

静かな池と、やさしい光と、生き生きとした草花たち。

ほんの短い時間でしたが、いい朝になりました。

今週は雨の気配もなく、暑い日が続きそう。

今日も気温がぐんぐん上がっています。どうぞご自愛くださいね。

📅 撮影日:2025.6.16

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