4月の第一週。軽井沢は今、芽吹の季節。自然が一斉に目覚め、新しい命があふれる季節です。
茶色だった世界に少しずつ緑が増えていき、やがてキラキラとした黄緑色の眩しい風景へと変っていきます。
春の明るい陽射しと生命力あふれる辺りの様子に誘われて、何もしていなくても心はウキウキ。すぐにでも外に飛び出していきたくなってしまいます。
今回はいつもの散歩道で見つけた「小さな春」のレポートです。
新芽を愛でながら春のお散歩
冬の間はくすんで見えた苔の色も鮮やかな黄緑色へと変わってきました。石畳の道が美しい「ハッピーバレー」。動画でどうぞ
生まれたばかりの若い苔の間から、新芽がにょっきり。
赤ちゃん落葉松も元気に成長中♪
枝先に宿る生命力と可愛らしさに癒されて
すぐに大きくなってしまうから、枝先にちょこんと伸びた新芽を見られるのは今だけのお楽しみ。
針葉樹の新芽がこんな形なんだと知って驚いたのが二年前。色も形も可愛らしくてたまらない。
花のように見えるけれど、よく分からない…。とにかく可愛いので写真に収めました。
色とりどりの花が春を告げる
町の花「こぶし」。桜より一足先に春に花を咲かせてくれる。
こぶしが咲くと「春がきたなぁ」としみじみ〜
小さくて清楚な白いお花。別荘地を歩いていて心を奪われました。
群生して花を咲かせている姿は森の妖精みたい。
調べてみたら「アズマイチゲ」という名前のようだけれど、似たようなお花がいっぱいあるのでよく分からない…。
植物名前も勉強中ですが、なかなか詳しくなれません…。
春の森を彩るスミレの花。この春、はじめて咲いている姿を発見してニンマリ。
これからドンドンと、あちらこちらで可愛い花を咲かせてくれるスミレたち。軽井沢に来てから可憐さに魅了されるようになりました。
公園も街路も華やかに
矢ヶ崎公園の大賀ホール前で咲き誇るクリスマスローズ。早春から楽しませてくれる頼もしいコです。
レンギョウの鮮やかな黄色は『春の歓び』そのもの。見ているだけ明るい気持ちにさせてくれます。
水辺にも若々しい緑がキラキラと
矢ヶ崎公園の池。蓮の新芽が水面に顔を出しはじめました。
夏にかけて逞しくなっていく蓮の葉も今は儚げで応援したくなちゃいます。
雲場池の水草も、若い葉がピンピンと勢い盛んです。
若々しい新緑の部分とまだ枯れ草の残る部分とのコントラストが面白い。春の陽射しを受けて流れる清水もキラキラ！
軽井沢の小さな春。歓びも一緒に感じていただけましたでしょうか？
寒く長い冬があるからこそ、春の訪れをより一層楽しむことができる。その湧き上がるような歓びを、軽井沢に住んでから心と身体で実感するようになりました。
次回からは「桜」の風景をたっぷりお届けいたします！
ここまで読んでくださったあなたに感謝を込めて… よい一日を。
