朝の空気が一段と冷たくて、季節がまた一歩進んだのを感じました。
今日は少し時間にゆとりがあったので、冬の気配を確かめるように散歩へ。
8時を過ぎたばかりの軽井沢は、気温は5度くらいかな。手袋がほしいくらいの、きゅっと冷えた朝でした。
歩き始めると、庭先で小さな紫色の花が霜をまとっていて、思わず足が止まりました。
細かな霜が朝の光を受けてきらきらして、まるでほんの一瞬だけ手に入れることのできる魔法の宝石のよう。
Googleレンズで調べてみたら「孔雀アスター」が近いのかな…と思ったり。でも、花の名前よりも何よりも、紫と白の組み合わせの美しさに目を奪われてしまったんですよね。
やがて雲場池に着くと、紅葉の名残はすっかり姿をひそめ、冬枯れの景色へと装いを変えています。
あんなに鮮やかだった色彩が嘘のようで、池の上には朝靄の名残がほんのり漂っています。
静かで凛とした冬の軽井沢は大好きなのですが、水辺の風景はやはりどこか寂しい思いを抱かせます。
この風景がしばらく続くのですよね。雪化粧や春の芽吹きを楽しみにしながら、季節の移ろいを見届けていきましょう。

池のほとりにある木製のフェンスや杭の上。そこに生えている小さなコケにさえ、朝霜が細やかに縁取り、キラキラと光っていました。足元を見ると、落ち葉の上にも白いお化粧がされていて、霜柱ももうちゃんと生えているんです。



まだ氷の季節は始まったばかり…。
これから毎朝のように霜がつき、やがて薄氷が張り、霜柱は日に日に大きくなっていきます。
見慣れたものになっていくであろう朝霜の景色ですが、季節が一周して冬の始まりに立ったこの瞬間は、すべてが新鮮に、いっそう胸を打つような美しさを感じました。
いつの間に、こんなに冬が深まったんだろう。
11月下旬は、毎年こんな寒さだったようにも思いますが、我が家ももうストーブを焚いて、日に日に冬モードになっていっています。
いつものことながら、寒くなっていくごとに慌てて冬支度を進めているんですよね。灯油を用意したり、真冬のコートやブーツを出したり…。
毎年のことなのに、なんだかバタバタしてしまいます。12月を迎える前に、ひと通り整えておかなければ!
この日の少し前に、雨上がりに散歩に出たことがありました。
ふと見上げると、浅間山の頭が真っ白になっていて、改めて山の上はもう雪なんだなと、はっとさせられました。
夕暮れの薄紫の優しい空に浮かび上がる離山と浅間山。
頭に積もった雪とくゆる煙。山肌から立ち上る白いもやが、まるで静かな幻想を見せてくれているみたいで、とても綺麗でした。

冬支度は慌ただしいけれど、この寒さこそ軽井沢の魅力の一つなんですよね
📅 撮影日:2025.11.27/11.25

